毎朝、ツイッターでつぶやいている「きょうの付箋」が100回を越えました。
そこで紹介したスポーツに関する本を、ジャンル別にをまとめてみました。みなさんの何かのお役に立てれば、うれしいです。
◆小 説◆
「グランドを整備する人たちも真剣。選手も真剣。球団を運営している人たちも真剣。野球記者も真剣。ファンもまずまず真剣。そういう場所なんだな、プロ野球ってのは」(8月5日)
「トライアウト」(藤岡陽子、光文社文庫)
#20 藤岡陽子「いつまでも白い羽根」「トライアウト」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「報われなくてもいい。応援したいからする。(中略)自分たちの応援によって、選手が力づけられることを願って。がんばってきた選手たちが、いつかきっと報われると信じて」(8月6日)
「東京大学応援部物語」(最相葉月、新潮文庫=三浦しおんさんの解説より)
#24 最相葉月「東京大学応援部物語」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「ヒーローは永遠に、マルシオ・リシャルデスであり、レオ・シルバだ。たとえ降格を経験しても、どんなに残念な年があっても、アルビレックス新潟だけに憧れてきた」(8月7日)
「レッドスワンの死闘」(綾崎隼、メディアワークス文庫)
#07 綾崎隼「レッドスワン」シリーズ | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「ここでしくじければ後がないというピンチではなく、経験値を上げるためのチャンスとしてマウンドに立つ。打たれても糧に、打たれなければさらなる糧にして、自分の中で積んでいく」(8月8日)
「彼方のゴールド」(大崎梢、文春文庫)
#04 「ようこそ本の世界へ」②大崎梢「成風堂書店事件メモ」シリーズ | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「人生は、世界は、リレーそのものだな。バトンを渡して、人とつながっていける。一人だけではできない。だけど、自分が走るその時は、まったく一人きりだ。誰も助けてくれない。助けられない 」(8月10日)
「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子、講談社文庫)
#32 佐藤多佳子「一瞬の風になれ」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「強さとは、これなのかもしれない。苦しくてもまえに進む力。自分との戦いに挑みつづける勇気。目に見える記録ではなく、自分の限界をさらに超えていくための粘り」 (8月14日)
「風が強く吹いている」(三浦しをん、新潮文庫)
#22 三浦しをん「風が強く吹いている」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「自分で自分をものすごく限定しちゃってる気がするのよね。たしかに、今の自分を見つめることは大切よ。でも、未来の自分まで決めつけることはない。勇気を出して殻をやぶったら、きっとそこから新しい未来がはじけるはずだわ」(8月20日)
「DIVE!!」(森絵都、角川文庫)
#26 森絵都「DIVE!!」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「レースの結果は、わずか1行に集約される。残るものは、氏名、記録、区間順位、チーム順位の4項目だけである。そこには、怪我をしていたからとか、風邪をひいていたからと書かれることはない 」(9月30日)
「冬の喝采」(黒木亮、講談社文庫、幻冬舎文庫)
#54 けがとの闘い描く「冬の喝采」(黒木亮) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「暁もその友達も、一点の重みを知る人間だ。二人とも、たった一点が勝敗を決める世界で生きてきた。一点で負けないために暁はコートを走り、友達は机に向かってきた。フィールドは違っても闘ってきたという七年間には違いはない 」(10月10日)
「跳べ、暁!」(藤岡陽子、ポプラ社、ポプラ文庫)
#35 「跳べ、暁!」(藤岡陽子) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「人生失敗が大事って、よく言うじゃん。マイケル・ジョーダンだって、俺は何度もミスしたから成功したって道徳の今教科書で言ってるしね 」(11月2日)
「あと少し、もう少し」(瀬尾まいこ、新潮文庫)
#55 個性あふれる中学生を温かな視線で描く「あと少し、もう少し」(瀬尾まいこ) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「 高橋さん、『泳ぎたい』という気持ちがなさ過ぎる。あることをマスターすると、それで満足しちゃう。反復しない。それじゃ、泳ぎ、身につかないですよ。もったいないですよ」(11月8日)
「はい、泳げません」(髙橋秀実、新潮文庫)
#27 髙橋秀実「はい、泳げません」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「 太田君が走るのは、今まで通ってきた場所じゃなくて、これから先にあるってこと。まだ16歳なんだもん。わざわざ振り返らなくたって、たくさんのフィールドが太田君を待っているよ 」(11月9日)
「君が夏を走らせる」(瀬尾まいこ、新潮文庫)
#55 個性あふれる中学生を温かな視線で描く「あと少し、もう少し」(瀬尾まいこ) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
◆コラム・ノンフィクション◆
「この姿を見てくれ、 一体、誰があきらめている? この姿に感じるものがなかったら サッカーなんて見る価値がない。 いいかい新潟ってのはね、 絶対あきらめないんだ。」(8月4日)
「アルビレックス散歩道」( えのきどいちろう、アルビレックス新潟/エイヤード)
#05 えのきどいちろう「アルビレックス散歩道」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「『サッカーでこの町に誇りを持たせたい』という言葉に感銘を受けた。 『これだ』と山崎は思った。以来、サポーターとしてクラブを支えてきた」(9月3日)
「争うは本意ならねど」(木村元彦、集英社インターナショナル、集英社文庫)
#19 木村元彦「争うは本意ならねど」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「幼児期から家庭、学校、サッカー(スポーツ)と、すべての環境で大人が叩いたり、怒鳴ったりせずに自発性や自考力を重視して育てれば、子どもの未来はがらりと変わるに違いない 」(10月3日)
「桜宮高校バスケット部体罰事件の真実」(島沢優子、朝日新聞出版)
#37 「桜宮高校バスケット部体罰事件の真実」(島沢優子) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「全員の力を結集して、自分たちのバスケットボールをやって、それでも勝てなければ相手チームに祝福の拍手を贈る。それでいいと。相手チームの分析はするけれど、何か小手先で勝つというか、自分らのやり方を変えたりというのは僕は好きではないんです」(10月31日)
「左手一本のシュートー夢あればこそ! 脳出血、右半身麻痺からの復活」(島沢優子、小学館文庫)
#47 「桜宮ー」とは真逆の教師像 「左手一本のシュート」(島沢優子) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「野球に“もし”はないという。人生にもありはしないのだ。にもかかわらず、人は“もし”と考える。考えても益ないことと知っていながらやはり人は考える 」(11月3日)
「敗れざる者たち」(沢木耕太郎、文春文庫)
#249 敗者とは、そして人生とは… 「敗れざる者たち」(沢木耕太郎) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「 選手は監督の駒でもなければロボットでもない。コートでもがきながら選手自身が何かをつかんで表現し、創造すること。それを見るとき、指導者としてこの上ない喜びを感じるのである 」(11月10日)
「孤高の戦い人」(後藤正治、ブレーンセンター)
#253 名監督のコトバに学ぶ 「孤高の戦い人」(後藤正治) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
僕のキーワードは『心』です。僕は『心』を大切にしています。(略)つまりは『心をメンテナンスする』『心を整える』ということ (11月22日)
「心を整える」(長谷部誠、幻冬舎、幻冬舎文庫)
#268 W杯3大会連続キャプテンのコトバ 「心を整える」(長谷部誠) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
自信とは『自分が他人より勝っているという意識』ではない、と私は思う。自分の特徴をしっかりと知り、それを生かしてやることから生まれる“しっかりとした態度”が自信ある態度なのだ。自信と優越感は違う (1月19日)
「ピンポンさん」(城島充、角川文庫)
#265 ミスター・卓球の波乱万丈の人生を描く 「ピンポンさん」(城島充) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
◆コーチング&マネージメントなど
「指導者は、選手の学びの機会を創出するファシリテーター(潤滑油)に過ぎません」 「日本(のスポーツ)には、一生懸命に頑張る文化はあるけれど、選手が自ら考えて行動する文化がなさすぎる」 (8月19日)
「教えないスキル」(佐伯夕利子、小学館新書)
#64 自ら考え行動する力を育む 「教えないスキル」(佐伯夕利子) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「全員で助け合えばいいのだ。攻守の切り替えを早くして、ボールを奪われたら、ただちに奪い返す。いつでもどこでも、それぞれの選手が責任を持ってサポートし合うことで、ミスによる影響は軽減されていくのだ 」(8月27日)
「勝利を求めず勝利する」(ラインハルト・k・スプレンガ―、英治出版)
#12 「勝利を求めず勝利する」―私がアルビを応援するワケ | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「勝つことではなく、熟達することに集中するよう指導された選手の方が、より多くのメダルを獲得し、スコアボード上よい成績を上げていた。」(9月15日)
「ダブル・ゴール・コーチ」(ジム・トンプソン、東洋館出版社)
#61 「熟達志向」忘れずJ1へ | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「カーッとなったときに、怒りにまかせて行動するのではなく、6秒間を何事もなく過ごせたら、売り言葉に買い言葉のような状況を回避することができます。 」(9月17日)
「アンガーマネジメント」(戸田久実、日経文庫)
#73 怒りと上手に付き合う「アンガーマネジメント」(戸田久実) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「できないことがあったら罰を与えるといった古いやり方は通用しません。怒鳴る、叱る、指示命令する。これらを軸とした子育ての概念を捨てませんか? わが子が本当にかわいいのなら、あなたが変わりましょう。」(9月18日)
「叱らず、問いかける」(池上正、廣済堂ファミリー新書)
#48 怒鳴ったり、過干渉したりせずに…「叱らず、問いかける」(池上正) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「ほめ方によっては、子どもに不安やプレッシャーを与えたり、モチベーションが下がる原因になったりと、さまざまな弊害があるのもたしか」(10月29日)
「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」(島村華子、ディスカバー)
#65 親の声かけ次第で子どもは変わる 「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「 努力は、量ではなく質である。短時間で、効率的、合理的に積み重ねてこそ成果がある 」(10月30日)
「心の野球ー超効率的努力のススメ」(桑田真澄、幻冬舎、幻冬舎文庫)
#51 古い「野球道」をバッサリ 「新・野球を学問する」(桑田真澄、平田竹男) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「相対的」というのは、自分の生きている状況が唯一、絶対ではないと分かるということです。 自分の今の状況はたったひとつの正解ではないんだという考えは、生き苦しさから私達を救ってくれます 」(11月4日)
「『空気』を読んでも従わない」(鴻上尚史、岩波ジュニア新書)
#76 生き苦しさからラクになる 「『空気』を読んでも従わない」(鴻上尚史) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「『へたくそ』『バカ』といった暴言も暴力です。このようなスポーツの暴力は、子どもを委縮させ、脳にも悪い影響を与えます。楽しくないばかりでなく、上達も期待できません 」(11月6日)
「スポーツの世界から暴力をなくす30の方法」(編者・土井香苗+杉山翔一+島沢優子、合同出版)
#50 暴言もパワハラもがまんしない!「スポーツの世界から暴力をなくす30の方法」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
「どんなに欠点だらけでも『等身大の自分を受け入れる』―これが『スタイル確立』の大前提です。自分のできること、できないこと、自分らしさをきちんと分かったところで、掲げる目標にどう近づいていくか… 」 (11月7日)
「鈍足だったら、速く走るな」(中竹竜二、経済界)
#255 等身大の自分を受け入れる 「鈍足だったら、速く走るな」(中竹竜二) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
私のなかには、「人間的成長なくして、技術的進歩はない」という固い信念があって、人間の成長と技術の進歩っていうのは、比例して伸びていくと思っているんだ (2月9日)
「野村の『監督ミーティング』」(橋上秀樹、日文新書)
#305 進歩とは変わること 「野村の『監督ミーティング』」(橋上秀樹) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)
3連覇した本当の理由は「チームのメンバーが、一人の人間の力ではなく、一つにまとまることの力のほうを信じて努力を重ね、チームを分裂させる自己中心的な気持ちを克服したことにある (2月10日)
「シカゴ・ブルズ勝利への意識革命」(フィル・ジャクソン、PHP研究所)
#303 NBAの名将に学ぶ 「シカゴ・ブルズ勝利への意識革命」(フィル・ジャクソン) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)