ツイッターとインスタに、ほぼ毎朝アップしている「きょうの『付箋』」の、まとめの8回目をつくりました。今回は2022年の12月23日から、2023年1月11日までの分です。新年からは、昨年にご紹介した分も改めて取り上げています。

過去のまとめ7回分も最後にリンクをつけています。本選びのご参考になど、皆さんの何かのお役に立てれば、うれしいです。

努力の分だけ結果が出るわけじゃない。だけど何もしなかったらまったく結果は出ない(12月23日)
「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子、講談社文庫)
#32 佐藤多佳子「一瞬の風になれ」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

過去は変えられないけれども、大人だって人生を何度もリスタートできるし、そうやって自分で道を選んでいったなら、未来はきっと明るいと素直に信じさせてくれる  (12月24日)
「トライアウト」(藤岡陽子、光文社文庫)の解説より
#20 藤岡陽子「いつまでも白い羽根」「トライアウト」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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だが、勝利の形はさまざまだ。なにも、参加者の中で一番いいタイムを出すことばかりが勝ちではない。生きるうえでの勝利の形など、どこにも明確に用意されていないのと同じように (12月25日)
「風が強く吹いている」(三浦しをん、新潮文庫)
#22 三浦しをん「風が強く吹いている」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

声が力になる。ベタだなと思うけど、走るたびにその大きさを思い知る。みんなの声に、おれの中の単純な部分はちゃんと反応する。もっと走れるんだと自分が生き生きしていくのがわかる。みんなの期待は、…   (12月26日)
「あと少し、もう少し」(瀬尾まいこ、新潮文庫)
#55 個性あふれる中学生を温かな視線で描く「あと少し、もう少し」(瀬尾まいこ) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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育てる術を問うと、自身の原点が『非エリート』であったことをあげた。『私自身は一軍半といいますか、まるでたいした選手じゃなかった。(中略)つい下積みの選手に目がいくというか、気になる。なんとかして…
「孤高の戦い人」(後藤正治)
https://husen-alb.com/book/5419/

自分の力で
見いだした

ことのみが
本当の暗闇の

灯火となる
「日付の大きいカレンダー」(岩崎航)
https://husen-alb.com/book/4010/

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されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや 〈だから、人が死を憎むなら、生きていることを愛さなければならない。生きているということの喜びを、日々、楽しまないでおられようか〉
「心ときめきするもの」(清川妙)
https://husen-alb.com/book/5979/

日常の思考は他愛もないことが多い。他愛もないことを語り合い、メールし合うのは人生の大切な楽しみではあるが、それが生活の大半を占めているのでは、深みのある思考力が育ちにくい
「古典力」(齋藤孝)
husen-alb.com/book/5967/

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日付の大きい
カレンダーにする
一日、一日が

よく見えるように
大切にできるように

「日付の大きいカレンダー」(岩崎航)
https://husen-alb.com/book/4010/

くるしいも波
かなしいも波
たのしいも波
うれしいも波
だから漕ぎ続けてる

「点滴ポール 生き抜くという旗印」(岩崎航)
https://husen-alb.com/book/4046/

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もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない

「倚りかからず」 (茨木のり子)
https://husen-alb.com/book/3346/

いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。いい詩はまた、生きとし生けるものへの、いとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。どこの国でも詩は、その国のことばの花々です
「詩のこころを読む」(茨木のり子)
husen-alb.com/book/3376/

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あなたを導くのは ほかでもないあなた自身 あなたはあなた自身を超えていく 自分を発見し続けることで 自分を大切に見つめたい 今日も明日もいつまでも
谷川俊太郎 「自分をはぐくむ」=「ぼくは ぼく」(童話屋)より
https://husen-alb.com/book/3352/

うんこというものは/くさや きを そだてる (中略) どんなうつくしいひとの/うんこも くさい どんなえらいひとも/うんこを する うんこよ きょうも/げんきに でてこい
谷川俊太郎 「うんこ」(「ぼくは ぼく」より)
https://husen-alb.com/book/3352/

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成人とは人に成ること もしそうなら 私たちはみな日々成人の日を生きている 完全な人間はどこにもいない 人間とは何かを知りつくしている者もいない
谷川俊太郎「成人の日に」=「はるかな国からやってきた」(童話屋)より
https://husen-alb.com/book/3352/

ろくに勉強もせず、心の栄養失調のまま大きくなってしまった人は、自分が心の栄養失調であることに気付くことすらできません。こうなってしまったらおしまいです
瀬戸内寂聴=「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」(おおたとしまさ)より
https://husen-alb.com/book/876/

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もし、みんながたくさんの本を手にして、みんなが他の誰かの人生を生き、自分とは違う誰かの目で世界を見ることができたら、ひとは、もっと他の誰かに優しくなれないだろうか。世界は、明るい眼差しの光に…
「桜風堂 夢ものがたり」(村山早紀)
https://husen-alb.com/book/58/

本を読まなくても、人間は充分幸福に生きてゆける。でも僕は信じてるんです。たった一冊の本が、ときには人の一生を変えてしまうこともあるって
「古書カフェすみれ屋と本のソムリエ」(里美蘭)
https://husen-alb.com/book/203/

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