こういう相手も、このあともある。また同じようなことにならないように、しっかりと準備はしていきたいと思います。

「力さん語録」㉘は、7月23日の第28節ホーム岡山戦です。2-3で敗れ3連勝はならず、ホームでは連敗となってしまいました。これでリーグ戦の2/3が終了し、首位の横浜FCさんと勝ち点差3の2位と、自動昇格圏をキープしたまま残り1/3に突入することになります。

前半の13分に失点しますが、その8分後に島田譲選手がフリーキックを直接決めて追いつきます。すると、その11分後には伊藤涼太郎選手のゴールで逆転に成功しましたが、後半開始早々に追いつかれると、終了間際に勝ち越されてしまいました👇

上位対決となる5位の岡山さんとの対戦でしたが、一度は逆転しながらも黒星をつけられてしまいました。松橋力蔵監督は「非常に残念なゲームだったなと思います」としたうえで、次のように語っています。

「攻撃のところでのクオリティー、自分たちの良さもあまり多く出せず。ただ前半、失点からの逆転までは良く、後半の入りの失点がゲームを難しくしてしまった。最後は相手の本当に良さが出たゲーム。そこを抑え切ることがなかなかできなかった。非常に残念ですけど、しっかりと切り替えて、また次に向けて準備をしていきたいと思います」

「非常に残念」というコトバが、最初に続いて再び出てきます。先制されてから逆転したまでは「良かった」けれど、自分たちの良さはあまり多く出せなかった。逆に後半早々に同点とされたことで、相手を勢いづかせてしまい、相手の良さを出させてしまったー。その、悔しさが伝わってきます。

後半2分の失点は、ミッチェル・デューク選手のゴールでした。カタールで行われているワールドカップでも得点しているオーストラリア代表の長身FWに、左サイドからのクロスを頭で合わせられました。

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今回の語録の「こういう相手も、このあともある」の、「こういう相手」というのは、どういう相手なのか。それは、この「デューク選手のような選手がいるチーム」を言っているように思います。

堀米悠斗選手は試合後、「次は長崎戦。どういったところを改善するか」という質問に対して、次のように答えています。
「前線にパワーある選手がいるという同じような特徴を持っている。外国籍選手はかなり強烈なので、より組織的に、チャレンジ&カバーができる距離感で守らないと」

一方で、伊藤涼太郎選手は「敗因は」との問いに、
「今日みたいに上位のチームは攻撃力があり、前に決定力のある選手がいる。2-1のときに3点目を取れなかったことが敗因だと思います。何点取っても攻撃の手を緩めることなく攻め続けるのが新潟のスタイルだと思うので、そこを崩さないようにしたい」と答えています。

2選手のいう「前線にパワーがあるチーム」、「攻撃力のある」上位チームに対して、チームとして対策をしてきたものの、今回は結果として実りませんでした。しかし、次節で戦う4位の長崎さんや、その後の上位との対決で「また同じようなことにならないように、しっかりと準備はしていきたい」。

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今回のこの「語録」のコトバは、「これでリーグ戦3分の2を消化した。ここから改善したいことは」という質問に対してのもでした。

後半戦が始まった第22節から、この岡山戦の28節までの7試合は、
〇●〇●〇〇●の4勝3敗と苦しみました。

しかし敗戦から学び、成長し続けるチームは、「より組織的に、チャレンジ&カバーができる距離感で」守り、「何点取っても攻撃の手を緩めることなく攻め続ける」サッカーを磨き上げ、クオリティーを高めていきます。


リーグ戦が残り1/3となった29節から35節までの7試合は、
△△〇〇〇●〇とし、35節で首位の座を奪い返すと、そのまま最後まで先頭を走り続けることになりなす。 

   (監督・選手のコメントはJリーグ公式サイトより)

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#201 選手を鼓舞する手拍子鳴りやまず アルビの「コトバ」㉘ H岡山2ー3 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

「アルビの『コトバ』」㉒~㉘まとめ(リーグ戦2/3終了)は👇
#202 苦難乗り越え、課題を克服し進化し続ける アルビの「コトバ」㉒~㉘(リーグ戦2/3終了) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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