ホームで勝って昇格するという目標を達成できたことが非常にうれしく、選手を誇らしく思う。

待ち望んでいた日が、ようやくやって来ました。

「やりましたね。J1昇格です。来季は6年ぶりにJ1に戻れます。監督・選手のみなさん、そしてクラブに関わるすべてのみなさん、おめでとうございます。ありがとうございました」

私は、この日のブログを上のように書き出し、次のように続けています。

「そして、サポーターのみなさん。おめでとうございます。5年間、長かったですね。でも、アルベルト監督が指揮した2年間、そして松橋力蔵監督になったことしは特に、見ていて楽しかった。そして、昇格です。もう、最高です」
#224 J1昇格! おめでとう ありがとう H仙台3ー0 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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その思いは、翌日も綴っています(#225 J1で戦えるチームへ成長続けよう 6年ぶり復帰決まる | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))。まずお読みいただけたら、うれしいです。

「力さん語録」㊵は、10月8日の第40節、ホーム仙台戦です。J1昇格決定の瞬間、何度見ても感動がよみがえってきます👇

松橋力蔵監督は、冒頭の「語録」のように、まず「選手を誇らしく思う」と選手たちを称え、「33,000人くらいのサポーターが訪れた中での試合だった」という質問に、次のように答えています。

「ありがたいですし、これまでの新潟の歴史を考えれば、J1時代は常に4万近く入るほど、われわれをサポートしてくださる方がいる。コロナ禍の影響もありますが、足を運び、熱い応援をしてくださることを引き続き力にして、さらに多くの方にわれわれを知ってもらって見てもらって、応援してもらえる存在になれればと思います。サポーター、ご支援していただいている皆さんには感謝でいっぱいです」

サポーターやパートナー企業などに感謝し、「足を運び、熱い応援をしてくださることを引き続き力に」して、「さらに多くの方にわれわれを知ってもらって見てもらって、応援してもらえる存在になれればと思います」と、さらなる飛躍を誓う。

最終節の「新潟 超最高」といい、#270でご紹介した「われわれは彼らを裏切れない」というコトバ(#270 やはりわれわれは彼らを裏切れない 力さん語録㉓A横浜FC0ー2 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))といい、常にサポーターの事を、新潟の事を思ってくれている松橋さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、この日の試合です。3万2979人の観客で埋まったスタジアムで3-0で快勝し、6年ぶりのJ1復帰を決めてくれました👇

試合の録画も、ハイライトも、そしてゴールシーンも何度見たことでしょう。伊藤涼太郎選手のゴール、2本ともファンタスティックでした。

後半19分の先制点、まるでゴルフのパターみたいでした。カーブをかけて、そこしかないというコースを転がり、ゴール右隅に吸い込まれて行きました。ゾーンに入ると、シュートコースやパスコースが光って見えるということを聞きますが、そんな感じだったのでしょうか。

後半32分の2得点目は、一歩下がってからの腰を回転させてのボレーシュートでした。シャープに腰をひねり、あれを浮かすことなく、きっちりとミートして、キーパーの届かなコースに決める。信じられないくらいのシュートテクニックです。

この日のヒーローは試合後、次のようなうれしいコメントをしてくれています👇

これは「サポーターの歓声は」という質問に対してのもので、Jリーグ公式サイトでは次のようになっています。

「歓声はすごく気持ちよかったですし、プロサッカー選手をやっていて良かったなと思う瞬間が、ホームのデンカビッグスワンスタジアムで感じられたのがすごくうれしかったです。新潟のことが大好きになりましたし、まだまだ、もっと愛される選手にならなければいけない。そのためにも、今日は昇格を決めて喜んでもいいですけど、明日からは切り替えていきたい」

今季加入した伊藤選手は、「そこを通すか!」といったパスや、この日の2ゴールのようなファインゴールなど、11アシスト9ゴールを決めてくれました。トップ下と左サイドハーフでもプレーし、フィールドプレイヤーでは唯一全試合に出場しました。

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今でもとても人気がある選手ですが、「まだまだ、もっと愛される選手にならなければいけない」というコトバは、頼もしいですね。契約更新の発表が待ち遠しいです。多くの方が、来季は「10」を背負ってほしいと願っているのではないでしょうか。私も同じ思いです。

昇格は決まっても、まだ2試合あります。伊藤選手は「 今日は昇格を決めて喜んでもいいですけど、明日からは切り替えていきたい」 、力さんも「残り2節も気を緩めることなく。喜ぶタイミングは逃さず喜び、明日の夢の中で切り替えて、またしっかり次に向かいたい」と語ってています。

そして、われらがキャプテン堀米悠斗選手も「みんなでJ2優勝を目標に、残り2試合、全員でケガなく、最後まで走り抜きたいと思います」と、「優勝」へ向け、残り2試合も全力を尽くすことを誓っていました。

結果的には、次節はアウェーで悔しい敗戦となりますが、その翌日に優勝が決まります。
今回は、少し長くなりますが、キャプテンの昇格の喜びの声を引用して終わりにします。

-J2降格を経験しての、J1昇格。
「皆さんが思っているほど、苦しいだけじゃなかったし、楽しいこともいっぱいあった。J1昇格を目指しながら、志半ばでこのチームを去らなければならなかった選手たちに良い報告をできて、うれしく思います」

-応援されるチームになったのでは。
「あの大歓声の中、プレーできるのはサッカー選手として幸せだし、新潟にはポテンシャルがあるとあらためて分かった。引き続きこういう応援をしてもらえるような、皆さまの誇りになるようなチームを目指す。まだまだ成長できる点はあるので、そこを追求することを引き続きやっていきたい」

「ゴメス最高!」ですね。

(コメント、データはJリーグ公式サイトより)

この試合の「アルビの『コトバ』」は👇
#226 2試合残し昇格を決める アルビの「コトバ」㊵H仙台3ー0 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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