今日も新潟から約5,000人のサポーターが応援に来て下さいましたが、残念ながら勝利を届けることはできませんでした。選手は最後まで頑張って同点に追いつき、勝点1を取りました。今日のゲームのパフォーマンスと合わせると、十分満足しなければいけないと思います。

「力さん語録」㊴は、10月1日の第39節アウェー山形戦です。勝てば翌日の岡山さんの結果次第でJ1昇格が決まるという一戦でした。勝てませんでした。でも、終盤に谷口海斗選手のゴールで追いついて勝ち点1を持ち帰ったことで、事実上の昇格が決まりました👇

アルビは、この試合に引き分けたことで勝ち点を78としました。3位の岡山さんは翌日の試合に敗れたため勝ち点は69のままでした。残り3試合で勝ち点差9ですから、この後アルビが3連敗して岡山さんが3連勝すれば勝ち点で並びます。

ただ勝ち点が同じ場合は、得失点差の多い方が順位が上になります。39節終了時で得失点差はアルビ+35で、+21の岡山さんより14も多くなっていました。3試合でこれを覆すのは困難といえるため、アルビの昇格が事実上決まったといえるのです。

まさに、冒頭の松橋監督のコメントにある「選手は最後まで頑張って同点に追いつき、勝点1を取りました」ということが、大きな意味を持ちました。

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試合自体は、前半はななかな思うようなサッカーができませんでした。松橋監督は、それを「少し慎重になっていた部分があったかなというのと、その慎重さが、ボールを受ける、下がる動きをみんながしていて、前線が孤立した。そこに入る入り口がなかった」と表現しています。大事な一戦です。選手たちも少し硬くなっていたのかもしれません。

しかし、後半から谷口選手と小見洋太選手、さらには星雄次選手らが入ったこともあり流れが変わりました。伊藤涼太郎選手があわやというミドルシュートを2本放つなど、それぞれが持ち味を発揮していたように思います。

そして40分の谷口選手のゴール、素晴らしかったです。
堀米悠斗選手の縦パスを高宇洋選手がワンタッチで谷口選手へ。谷口選手が、走り込んできたきた堀米選手にパスを送ると、堀米選手がシュートフェイクから谷口選手に戻し、谷口選手がワンタッチして反転しながらゴール左隅に流し込みました👇

リーグ戦の前半戦は7ゴールと好調だった谷口選手は、後半はけがなどもあって苦しみました。第37節の水戸戦で17試合ぶりのゴールを決めると、この39節の大事な試合で同点ゴールを奪ってくれました。私も現地で見ていて、まるで勝ったように大喜びしてしまいました。

谷口選手は試合後、「負けなかったことはポジティブに捉えて、まだ残りの試合があるので、次の1試合に全力を向けるだけです」と話し、「5,000人を超えるサポーターが応援に来てくれたが」という問いには、次のように答えています。

アウェイでもこんなにたくさんの方が来ていただいているので、勝利を見せたかったというのが正直なところです」

試合後のインタビューを終えてゴール裏に一人であいさつに行き、メインスタンド側に戻ってきた谷口選手は、「勝てなくてすみません」と言わんばかりに観客席に手を合わせていたのが印象的でした👇

谷口選手は、J3だった熊本から加入した昨季は全42試合に出場して13得点でしたが、今季は36試合で9得点でした。悔しさも残るシーズだったに違いありません。J3⇒J2⇒J1とステップアップした来季は、思う存分に暴れてほしいと思います。まさに「日本海キャノン」連発に期待です👇

これに先立ち、他の選手たちもスタンドに向かって深々とおじぎしていました。その姿からは、勝てなかった悔しさが伝わってきました👇

その悔しさを忘れることなく、選手たちは1週間後、3万3000人近くの大観衆を集めたデンカビッグスワンで快勝します。 まずはJ1昇格の確定です。

  (コメントはJリーグ公式サイトより)

この試合のブログは、こちら👇
#218 J1昇格 事実上決まる A山形1ー1  | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

この試合の「アルビの『コトバ』」は👇
#221 終盤に海斗弾 大きな勝ち点1 アルビの「コトバ」㊴A山形1ー1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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