今回は9月17日にアウェーであったJ1第27節・ガンバ大阪戦についてです。アルビレックス新潟は、その前の浦和レッズ戦に続いて試合の終盤に追いつき、引き分けました。
今振り返ると、9月は2引き分け後に2連勝で4戦負けなしでした。ガンバ戦はシュート数が新潟の6本に対して、ガンバ19本とタフなゲームとなりましたが、それでも勝ち点1を持ち帰ったことは大きかったですね。何よりチームの成長を感じられました。
まずはJリーグ公式サイトからハイライトを(珍しく得点シーンしか出てきませんが…)👇
第27 節(9月17 日)Aガンバ大阪△1ー1
(7勝9分け11敗・勝ち点30、得失ー9 15位)
得点 食野 亮太郎(63分) 三戸舜介83分③
シュート6ー19 CK4-9 FK10-9
警告 なし
入場者数 19,422人 晴れ 30.4℃ 19:03KO
それにしても三戸ちゃんのゴール、素晴らしかったですね。何度見ても飽きないので、DAZNさんのX(ツイッター)のゴール動画を👇
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鮮やかすぎる中央突破⚡
\千葉和彦の縦パスから一気に攻略
仕上げた三戸舜介は
股を抜く極上のタッチから冷静なフィニッシュ😍🏆明治安田J1第27節
🆚G大阪×新潟
📺 #DAZN ライブ配信中 pic.twitter.com/QfulbSsUlw— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 17, 2023
三戸選手は13日までバーレーンで行われていたAFC U23アジアカップ カタール 2024予選で3試合に出場(先発2試合、途中出場1試合。得点2)し、帰国したばかりでした。ガンバ戦には出るのかなと思っていたら、後半途中からピッチに立って殊勲のゴールを決めてくれました。アッパレですね。
この得点場面について三戸ちゃんは次のように語っています(Jリーグ公式サイトより)。
「まず千葉(和彦)さんから縦パスを受けようと思って首を振ったら、後ろにヨシくん(高木 善朗)が見えた。スルーをしたら、前半にもあったようにスルーが良く効くと聞いていたので、分析どおりというか、うまくいった。落としのボールが来たときにワンタッチで打とうかと思ったのですが、抜けたら(GKと)1対1になると思ったので、うまくワンタッチも決まって抜けて、ゴールが決められて良かったです」
この千葉選手からの縦パスをスルーした場面について、モバアルZの広報ダイアリー「ゴールの感覚」(ゴールの感覚 | モバイルアルビレックスZ (albirex.co.jp))で、松橋力蔵監督の「高木(善朗)は三戸がスルーすると思っていたと言っていて。3人のシンクロの精度の高さから生まれたゴールでした」というコメントが紹介されています。「シンクロの精度の高さ」が生んだナイスゴールでした。
松橋監督は試合後のインタビューで、「もちろんチームを救う、勝点1を取るためのゴールですし、あの1点で勢いづいたので、非常に良いパフォーマンスだったと思いますが、」とした上で、次のように続けています。
「その後のボールの失い方はちょっと代表選手らしからぬ失い方だなと。ああいう失い方をしていたら、この先の自分のサッカー選手の質を上げる部分では大きな課題になってくる。ああいうエラーはできるだけ少なくした中で、そこをしっかりと個でも組織でも打開できるようになると、もともと良い選手ではあるので、さらにワンランク上に行けると思います」
U-22代表だけでなく、日本代表としても活躍が期待できる選手だと思っているからこその助言でしょう。できるだけ長く新潟にいてほしいけれど、シオン君、涼太郎君に続いて新潟から海外に羽ばたく姿を早くみたい気もします。
さて、この日のスタメンは次の通りでした👇
📢#アルビレックス新潟 スタメン発表🔥#明治安田生命 #J1 リーグ第27節
🆚#ガンバ大阪GK #小島亨介
DF #新井直人 #トーマスデン #千葉和彦 #堀米悠斗
MF #長谷川巧 #秋山裕紀 #高宇洋 #小見洋太
FW #長倉幹樹 #鈴木孝司#DAZN ⬇️https://t.co/cQUPB9H5AP #albirex pic.twitter.com/Z0iMTXX7rY— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) September 17, 2023
前節の浦和戦から5人が入れ替わり、前節にJ1初ゴールを決めた小見洋太選手が4試合ぶりにスタメン、新井直人選手と秋山裕紀選手が3試合ぶりに先発しました。同点ゴールの起点となった縦パスを通した千葉和彦選手は6月3日の第16節アウェー湘南戦以来、11試合ぶりの出場&先発でした。
交代出場は以下の通りです。
高木 善朗(長倉 幹樹 )64分
松田 詠太郎(長谷川 巧)64分
三戸 舜介( 小見 洋太)64分
島田 譲(高 宇洋 )89分
ガンバ戦については、大中祐二さんの「ニイガタフットボールプレス」は、成岡翔さんとの感想戦を5回にわたって連載しています👇
「アルビの試合は、やっぱり面白い」【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J1第27節・ガンバ大阪戦vol.1~ https://t.co/z4MnWwgfUl#albirex #アルビレックス新潟 #NFP
— ニイガタフットボールプレス (@niigatafootball) September 19, 2023
有料コンテンツですが、2回目の「主導権を握るのは俺たちだ!」の無料部分は「6年ぶりのJ1を戦いながら、新潟は確実に成長していると、成岡翔さんは称えます。それは、『俺たちは、こういうサッカーをするんだ!』というものが、トップリーグのタフな試合を重ねながらもブレていないから。ガンバ戦でも、チームの成熟を感じ取ることができました」で始まります。会員でない方は、ぜひ会員になって読んでみてください。
「確実に成長」し「成熟」期に入ったチームは、続くホーム横浜FC戦で4試合ぶりの白星を手にすると、9月29日のアウェー川崎戦でも2試合連続で3得点を挙げて今季初の連勝を飾りました。次の10月21日のホーム鳥栖戦が楽しみで仕方がありません(その前にブログ書かなくては…)。
鳥栖戦で3連勝して、残りも全部勝って、一つでも上の順位で終わりましょう!