アルビレックス新潟の2023シーズンが始まりました。6年ぶりのJ1でどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみです。ワクワクします。
今シーズンも、昨シーズン戦った選手のほとんどが残ってくれました。うれしいですね。「J1で戦えるチーム」を目指して戦ってきた選手たちが、さらに成長を続けて、J1で旋風を巻き起こしてくれることに期待が高まります。
新加入の4人選手も、どんなプレーを見せてくれるのか、とても楽しみです。セレッソ大阪さんから、アルビでプロデビューしたDF新井直人選手が3年ぶりに復帰し、FC町田ゼルビアさんからFW太田修介選手が加入しました。
新井選手は昨季は徳島さんでプレーしましたが、松橋力蔵監督は対戦した印象を新体制発表会見で次のように語っています。「スキがない」「深いところまで考えている。見ている」「彼のサイドから彼のサイドから突破するのは難しい」…。
昨シーズンは11得点7アシストと活躍た太田選手に関しては、「仕掛ける回数が非常に多い」「入ってくる角度、スピードとタイミングが何より素晴らしい」「コート全体を見た中でしっかりできる」などと評価しています。
ともに特長を良く把握していて、新戦力として大きく期待していることが窺えます。新井選手はサイドバックに加えセンターバック、太田選手はFWやサイドハーフでもプレーできます。既存の選手たちと競い合い、チームを活性化してくれることは間違いないでしょう。
さらには、ブラジル国籍の2選手、FWグスタボ ネスカウ選手と、MFダニーロ ゴメス選手の加入内定も発表されました。
グスタボ ネスカウ選手は189センチの大型FWです。「ヘディングシュートに強さ」を持ち、「走力にも自信があり、守備面でもハードワークができる献身性を兼ね備えている」とのことです。190センチ近い高さは魅力です。「守備面でもハードワークができる]」ということは、アルビのサッカーにもフィットしそうですね。早く見たいです。
一方のダニーロ ゴメス選手は「左利きのアタッカーでサイドでのプレーが得意。迫力のあるドリブル突破に加え、ラストパスやフィニッシュに持ち込むことができる、攻撃力の高いプレーヤー」といいます。2列目の競争がさらに激しくなりそうですね。期待です。
22歳と23歳と若く、日本でプレーするのは初めてです。合流は2月上旬になる見込みとのことですが、早くチームのスタイルに慣れて、試合に出てほしいです。
このオフでは、同じくJ1に昇格する横浜FCさんが約20人の新加入選手を獲得して話題になりました。これに対して、アルビの新加入は4人です。新体制発表会見では、寺川能人強化部長は「多くの選手が残ってくれたことが一番の補強」と話していました👇
松橋監督も「自分の望んだ通りの補強、望んだ通りの残留」話しています。それは、「昨シーズンは我々のスタイルを称賛されたと感じ取って」いて、今度はそれを続けていく。マンネリ化、安定志向になることなく、「もっともっとスタイルを高みにもっていく」といのです。見ていて楽しく、ワクワクするサッカーを、さらに磨きあげてほしいと思います。
チームは、あす15日の激励会後、17 日に高知キャンプに入ります👇
今年は、まずは何事もなくキャンプが行われることを祈ります。その上で、築き上げたスタイルをさらに高め、2月18日か19日にある開幕戦アウェーセレッソ大阪戦に臨んでほしいと思っています。
なお、私は今季の背番号は、とても迷った末に、トーマス・デン選手の「3」にしました。「3」には、今季は厳しい戦いが待ち受けているかもしれませんが、常に勝ち点「3」を意識して、白星を多く掴んでほしいという願いも込めました。今季も、よろしくお願いします。
一番上の写真は、3万3000人近くが入り昇格が決まった昨年10月8日の仙台戦のゴール裏とバックスタンドです。6年ぶりのJ1の今季は、多くの人に訪れてもらい、大声援で後押ししたいですね。