サンクスフェスタで整列するアルビの選手たち

みんな当然勝つことを目指していますし、そういう中で出た選手がしっかりと、自分が何者なのかというところを発揮してくれているので。本当に選手全員が戦力だと思っていますので。

「力さん語録」⑭は5月4日の第14節ホーム金沢戦です。1ー0で勝利しホーム6連勝。リーグ戦の1/3を終えたこの時点で、今シーズン初めて自動昇格圏の2位に入りました。

前半30分、伊藤涼太郎選手の今季2得点目となるゴールで先制すると、金沢さんをシュート4本に抑えての快勝です👇

「語録」のコトバは、「今日で7試合負けなし。負けない要因は」という質問に対して「相手あってのことなので、勝負がどっちに転がるかというところまではちょっと分かりません」に続けて語られています。

勝負は水物ではあるけれど、「出た選手がしっかりと、自分が何者なのかというところを発揮してくれている」ので、7試合負けなしという結果に繋がっている、ということでしょう。

この「自分が何者なのかというところを発揮してくれている」という表現、いいですね。「語録」⑪#247 また1つ自信になったのかなと思います。 力さん語録⑪H長崎2ー1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)でも書きましたが、松橋さんは、選手個々の個性、特長を理解した上で、型にはめることなく、それをさらに伸ばし、個人そしてチームの成長につなげようという指導方針のように思います。

「自分が何者なのかというところを発揮してくれている」というコトバは、松橋さんの考えを選手たちも理解し、試合で発揮してくれているという手応えの表れと言えそうです。

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これに続くコトバにも注目です。
「誰が出ても、自分たちが最後に目指しているところ、自分たちが向かおうとしている先、見据える先の共有がある程度できているので、そういう中でしっかりとパフォーマンスをしてくれているところに尽きるのかなと思います」

この「語録」でも取り上げてきた、「J1で戦えるチームになる」、「より攻撃的な、ボールと主導権を握った中でのサッカー」、「J2優勝&J1昇格」、「目の前の最強の敵に勝つ」といったことを共有できている。

単にJ1昇格を目指すのではなく、「J1で戦えるチーム」を目指すということを共有できているからこそ、全員がしっかりと「自分が何者なのかというところを発揮」できたのではないでしょうか。

この試合の結果、自動昇格圏に入ったとはいえ、チームが成長の歩みを止めることなどありません。松橋さんも「継続性が少し足りなかった。もっともっと自分たちのイニシアチブをとる時間というのは、自分たちで作り上げられることもあったんじゃないかなと思います」と、課題を挙げています。

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それは選手たちも同様です。前節の初先発から2試合続けて先発し、今度はフル出場を果たした秋山裕紀選手は、
「チームとしていま正直良いわけでもないし、かといって悪いわけではない。ホームでしっかり1-0で勝ち切れたところはチームとしてもポジティブに捉えていいと思う。まだまだ試合は続くので、7試合負けなしとかは関係なしに、これからも勝ちにこだわってやっていきたい」と、先を見据えます。

決勝ゴールを決めた伊藤選手も、「勝ちましたけど、まだまだ課題は多い。攻撃の選手として、2点目、3点目が取りたかった」。勝っても、得点しても反省を忘れず、進化し続けるアルビは次節、劇的な勝利で一気に首位の座につきます。
       (コメントはJリーグ公式サイトより引用)

この試合のブログは、こちら👇
#42 ホーム6連勝! | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

この試合の「アルビの『コトバ』は👇
#170  初の自動昇格圏入り アルビの「コトバ」⑭ H金沢1ー0 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

「アルビの『コトバ』」⑧~⑭まとめ(リーグ戦1/3終了)は👇
#171 開花 2位へと駆け登る アルビの「コトバ」⑧~⑭ (1/3終了) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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