第14節でリーグ戦の3分の1を終え、アルビレックス新潟は初めて自動昇格圏の2位に入りました。

1節から7節までの2勝3分け2敗に対して、8節から14節は7戦無敗、5勝2引き分け。桜とともに、アルビのサッカーも開花です。

第8節から14節までの7試合の戦いぶりを、「アルビの『コトバ』」で振り返ります。

第1節から7節は△△△●〇〇●で、勝ち点は9、
第8節から14節は〇〇△〇〇△〇と、勝ち点は17と倍近くを稼いでいます。新型コロナウイルスの陽性者が複数出てキャンプが思い通りにはいかなかったものの、試合を重ねることで攻守の連係に磨きがかかったといえそうです。

それを如実に表すのが、失点の減少と得点力のアップです。
失点に関しては、第1節から7節は7失点。1試合平均1失点ですね。無失点は2試合しかなく、複数失点が2試合ありました。

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これに対して8~14節は、7試合で4失点。1試合平均は0・57点です。無失点試合が3試合に増え、複数失点の試合はありませんでした。

一方、得点は1~7節は計8点。複数得点できたのは3試合ありましたが、無得点に終わった試合が3試合もありました。

これに対して8~14節は計11点、1試合平均で1・57点です。無得点試合はなく、4試合で複数の得点を挙げています。

順位変動を見ると、1~7節は10位タイ→12位→13位→18位→12位→6位→11位。
8~14節は、5位→5位→6位→4位→3位→3位→2位です。

14節終了時のJ2の順位は、次の通りでした。
①横浜FC29②新潟26③仙台26④岡山24⑤山形22⑥東京V22⑦甲府21⑧徳島20⑨大分20⑩山口20⑪長崎20⑫熊本20⑬町田19⑭群馬18⑮金沢17⑯秋田17⑰千葉16⑱水戸15⑲栃木14⑳大宮13㉑岩手11㉒琉球7

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この8~14節の7試合で挙げた勝ち点を見ると、新潟が17で最多(11位→2位)でした。2番目に多かったのは山形の16(19位→5位)、次ぐ15は3チームが挙げていて、仙台(4位→3位)、岡山(10位→4位)、甲府(20位→7位)となっています。

7節終了時も首位だった横浜FCは、8~14節では勝ち点を10しか上積みできず、2位だった町田はわずか3、3位だった東京Vは7しか増やせていません。5~7位だった栃木、岩手、千葉はそれぞれ3、0、6と苦しい戦いを強いられました。

大まかに見れば、この8~14節の成績が、現在の順位にも影響しているといえるかもしれません。

1~7節(1/6終了)のまとめはこちら👇
#163 ”大器晩成”なのです アルビの「コトバ」①~⑦(1/6終了) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

第8節 〇2ー1熊本(4・3A 5位)
  (得点 谷口④ 鈴木①)

4月最初のゲームを2ー1で制しました。この試合を含め4月は連勝2回を含む6戦負けなし。進撃の4月のスタートです。この試合は、FW谷口海斗選手の超ロングシュート同点弾、けがから復帰したFW鈴木孝司選手の後半アディショナルタイムの逆転ヘッドと、ともに素晴らしいゴールが決まりました。
#162 進撃の4月スタート アルビの「コトバ」⑧ A熊本2ー1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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第9節 〇2ー0栃木(4・10H 5位)
  (得点 イッペイ② 谷口⑤)

相手をシュート2本に抑えて2ー0の快勝。今季2度目の2連勝を飾りました。マンオブザマッチに選ばれた島田譲選手をはじめ、全員が最後まで集中を切らすことなく、攻守の切り替えは素早く、球際では絶対に負けないという強い気持ちを感じました。
#164 シュート2本に抑え連勝 アルビの「コトバ」⑨ H栃木2ー0 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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第10節 △1ー1岡山(4・17A 6位)
  (得点 谷口⑥)  

前半の12分という早い時間帯に、谷口海斗選手の3試合連続弾で、鮮やかな形で先制しただけに悔しさは募ります。それでも、追いつかれてからは相手に決定的な場面を何度かつくられただけに、粘って勝ち点1を持ち帰ったと、評価できるのではないでしょうか。
#165 3連勝はならず アルビの「コトバ」⑩ A岡山1ー1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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第11節 〇2-1長崎(4月23H 4位)
  (得点 藤原① 高木②)

J1昇格のライバルといえるV・ファーレン長崎に逆転での勝利です。それも、後半23分に先制されながらも試合をひっくり返したのです。強さの証明といえるでしょう。選手たちも大きな自信になったはずです。過密日程の5連戦を、いい形でスタートできました。
#166 68分に失点も逆転 アルビの「コトバ」⑪ H長崎2ー1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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第12節 〇2-0岩手(4・27H 3位)
  (得点 松田① 三戸①)

ホーム5連勝です。20歳の松田詠太郎選手が加入後初ゴール、19歳の三戸舜介選手は今季初得点です。若手が躍動し、今季2度目の連勝を飾りました。松田選手のゴールをお膳立てした、同じく新加入の伊藤涼太郎選手は、思わずうなってしまうスルーパスのほかにも、積極的にシュートを打っていました。”W太郎コンビ”、今後も大いに期待です。
#167 若手躍動 ホーム5連勝 アルビの「コトバ」⑫ H岩手2ー0 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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第13節 △1ー1琉球(4・30A 3位)
  (得点 高木③) 

中2日の厳しい日程でした。前半10分に先制を許しますが、前半のアディショナルタイムに高木善朗選手が決め、1-1で引き分けました。3連勝はなりませんでしたが、勝ち点1を持ち帰りました。
#169 中2日…ヨシくんゴールで追いつく アルビの「コトバ」⑬ A琉球1-1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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第14節 〇1-0金沢(5・4H 2位)
  (得点 伊藤②) 

ホーム6連勝で、今季初の自動昇格圏入りです。天候にも恵まれて1万7,721人もの方が訪れました。伊藤涼太郎選手は今季2ゴール目。アルビ初得点となった甲府戦のゴールといい、シュート巧いですよね。
#170  初の自動昇格圏入り アルビの「コトバ」⑭ H金沢1ー0 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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