勝たなければならない試合に勝ちました。厳しいゲームでした。それでも勝ち点3を奪取できたのは、スタジアムで熱のこもった声援を送り続けた12番目の選手たちの力も大きかったでしょう。現地組の皆さんおめでとうございます。ありがとうごいました。(写真は2016年)
アルビレックス新潟はJ2第31節の14日、アウェーで栃木SCさんと対戦し2-0で勝利しました。これで勝ち点は59です。台風で13日の試合が16日に延期となった横浜FCさんを一時的に勝ち点で2上回り、暫定首位に立ちました。前日に敗れた3位の仙台さんとの差を5に広げることができました。大きな勝利です。
4試合ぶりの白星、4試合ぶりの無失点です。さらにはサイドバックの藤原奏哉選手が3試合連続ゴール。トーマス デン選手がアルビでのデビューを果たしクリーンシートに貢献、先制点の起点にもなる活躍をしてフル出場を果たしました。最高ですね。
そして12番目の選手であるサポーターも、本来の力を存分に発揮しました。2020年の開幕戦だったアウェー群馬戦以来の声出し応援で選手たちを力強く後押ししました。DAZNを通じて、その声の大きさと熱量は伝わってきました。試合開始時の「アイシテルニイガタ」には目頭が熱くなりました。あらためてありがとうございました。
先制ゴールは前半40分、鈴木孝司選手でした👇
センターライン付近でトーマス デン選手が相手パスをカットすると、伊藤涼太郎選手に縦パス。ターンした伊藤選手が、中央やや左にいた鈴木選手にパスを送ると、鈴木選手は相手をかわして左足で決めました。
この試合、アルビは先発を6人入れ替えて臨みました。2列目の右にシマブク カズヨシ選手、左には小見洋太選手、ボランチには島田譲選手と秋山裕紀選手と、前節の徳島戦で途中出場して流れを変えた4人が先発。センターバックには田上大地選手とトーマス デン選手です。
全員が戦力、誰が出てもクオリティーは落ちないということを証明できたことは、今後に向けとても意義があります。
試合開始早々にはシマブク選手のクロスの小見選手が頭で合わせ、あわやという場面をつくりました。前半はパスミスもあり、栃木さんの堅守に苦しめられましたが、前半のうちに先制できたのは大きかったですね。
後半も苦しい時間帯が多くありましたが、41分にこの人が決めてくれました👇
自陣のセンターサークル付近から、途中出場の高宇洋選手が右サイドに展開すると、同じく途中から入った松田詠太郎選手が俊足を飛ばしてボールを収めると、マイナスのクロスを送ります。これを、走り込んできた藤原選手が右足で合わせると、ボールはゴール左隅に突き刺さりました。鮮やかなショートカウンターでした。
勝利を決定づける得点、前節の得点に続き痺れましたね。今節も途中出場の選手たちが得点に絡みました。さらには”新戦力”も加わり、次節が楽しみです。
次はホームで20日、5位のロアッソ熊本さんと対戦します。強敵ですから、きょうのようにボールを奪われるシーンが目立ったり、決めるべき場面決めたりしないと危険です。それは選手たちが一番わかっているに違いありません。しっかりと修正してくれることでしょう。
きょうは、2年半ぶりの声出し応援、心が震えました👇
久しぶりに聞くチャント、懐かしかったです。行きたかったな~。参戦された方々、のどは大丈夫ですか。選手たちも大きな力になったようです。ありがとうございました。
堀米悠斗キャプテンも次のようにツイートしていました👇
ホームでは声出し応援はできませんが、大きな拍手、手拍子で精いっぱい後押して、J1昇格へ向け連勝しましょう!