さぁ、大一番を迎えます。楽しみですね。昇格に向けて絶対に勝たなければいけない一戦といえます。前節は悔しい敗戦でした。でも今季のアルビは一度も連敗はしていません。その都度、課題を修正し成長し続けて勝ってきました。一丸となって、白星を掴み取りましょう!
アルビレックス新潟はJ2第29節のあす30日午後7時から、アウェーでV・ファーレン長崎と対戦します。
勝ち点54で現在2位のアルビに対して、長崎さんは勝ち点46で4位につけています。勝ち点差は8。勝てばその差は11に広がりますが、敗れることがあれば5に詰められてしまいます。まさに6ポイントマッチ、とても重要なゲームです。
アルビレックスは前節、ホームで岡山さんに2-3で敗れました👇
一度は逆転しましたが、終了間際に勝ち越されてしまいました。この試合については、いろいろと思う所がありますが、#123 「前を向き進み続けよう」 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)で書いたので、繰り返しません。
攻撃に関しては、特に前半の失点してからは、テンポも選手間の距離感もよく、素晴らしいできでした。さらに磨きをかけて、相手に的を絞らせない攻めで得点を重ねてくれることに期待です。
3失点した守備に関しては、堀米悠斗選手は長崎戦に向け「前線にパワーある選手がいるという同じような特徴を持っている。外国籍選手はかなり強烈なので、より組織的に、チャレンジ&カバーができる距離感で守らないと」とコメントしていました。
舞行龍ジェームズ選手が累積警告で出場停止ですが、切り替えて、しっかりと対策を練ったことでしょう。無失点で終わってほしいですね。
対する長崎さんは前節、アウェーで3位の仙台さんに2ー1で勝利しています👇
前半12分にエジカル ジュニオ選手、個半23分にはアルビでもプレーした山崎亮平選手が得点しています。1失点は、後半のアディショナルタイムにPKを決められています。
Jリーグ公式サイトの戦評では、ホームの仙台さんが押し気味に試合を展開したようで、シュート数は仙台さんの16本に対して長崎さんは6本となっています。長崎さんはこれで2連勝で、10戦負けなしです。押され気味の試合でも勝ち切る。好調さがうかがえます。
3、4位対決を制して波に乗り、さぁ自動昇へと士気も上がっていることでしょう。カイオ セザール選手が出場停止とはいえ、得点能力のある選手が多くいます。かといってアルビとしては受けに回ることなく、試合開始早々から集中して、自分たちの攻撃的なサッカーを貫き通してもらいたいですね。
長崎さんとはホームで対戦した4月23日には、2ー1で逆転勝利しました👇
その日のブログ(#31 爽快! 大きな逆転勝利 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))でも書きましたが、後半23分に先制されながらもひっくり返した、とても価値ある1勝でした。
今回も自信を持って臨み、さらに自信を深めてほしいですね。新型コロナウイルスの感染が拡大しています。選手たちには、この状況下でもサッカーできること、さらには首位争いを演じられていることを楽しんでほしいと思います。
以前にもご紹介しましたが、英国のスポーツ心理学教授の研究で、「勝つことではなく、熟達することに集中するよう指導された選手の方が、より多くのメダルを獲得し、スコアボード上よい成績を上げていた」ことが分かったそうです(#61 「熟達志向」忘れずJ1へ | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))。
J1で戦えるチームになって昇格するー。その目標に向かって日々進化し続けるアルビレックスの選手たちなら、あすの試合でもチームとして個人として成長することに集中し、楽しんで、結果を出してくれると信じています。