勝ち点3を持って帰れませんでした。残念です。でも、相手のホームで差を詰められることはありませんでした。結果的に1位との差は縮まり、3位との差は変わりませんでした。勝ち点1を持って帰れることを前向きに捉え、次のホーム戦へとつなげましょう。

アルビレックス新潟はJ2第29節の30日、アウェーでV・ファーレン長崎と対戦し2ー2で引き分けました。10戦負けなしで2連勝中と勢いに乗る、勝ち点8差で4位との対戦という大一番は、痛み分け遠い結果に終わりました。

前半14分に先制されましたが、前半終了間際に追いつきました。後半6分に逆転しましたが、その8分後のはPKを決められて追いつかれてしまいました。同じようなパターンだった前節のことが頭をよぎりましたが、追加点は許しませんでした。

勝ち越すことはできませんでしたが、連敗をしなかったことは評価できるでしょう。

それにしても、前半アディショナルタイムの藤原奏哉選手の同点ゴール、鮮やかでした👇

相手陣左の高い位置でボールを奪うと、中央を経由して右サイドへ素早く展開し、松田詠太郎選手がスルーパス。内へ走り込んできた藤原選手は、パスを受ける直前にキーパーの位置を確認すると、ダイレクトでゴール左隅に流し込みました。奏哉くん、クールでした。

相手の先制点は、エジカル ジュニオ選手のスーパーなゴールでした。相手の個の力でのゴールに対してアルビは、アルビらしい連動した動きからの、相手を崩してのファインゴールです。何より、前半のうちに追いつけたのは大きかったですね。

そして後半早々、決めたのは頼れるエースでした👇

鈴木孝司選手のベテランらしい落ち着いたゴールでした。


右サイドの松田選手からグランダーのマイナスのクロスを、中央にいた伊藤涼太郎選手が左サイドの鈴木選手にパス。鈴木選手が前に出てきたキーパーをかわすように、右足のインサイドで多少浮いたシュートを放つと、ボールはゴール右隅へと流れていきました。

アシストの伊藤選手は、鈴木選手へとノールックでワンタッチのパスを出しています。いや~本家クールさん、いつもながらオシャレでした。

第29節を終え、アルビは勝ち点を55とし、自動昇格圏の2位をキープしました。首位の横浜FCさんが敗れたため、勝ち点差は2に減りました。3位の仙台さんは引き分け、勝ち点差は3のままです。次は8月6日、われらがホームで戦います👇

相手の徳島さんは、栃木さんと1ー1で引き分け暫定13位です。前半戦の戦いでは、アウェーで1ー1で引き分けています。


きょうの試合は、上位8位までのチームで勝利したチームはありませんでした。首位の横浜FCさんは19位だった岩手さんに0ー3で敗れ、3位の仙台さんは17位だった山口さんと引き分けています。

残留争い、そしてプレーオフ圏内入りを目指す戦いは激しさを増し、いま現在の順位は関係ありません。「目の前の相手が最強の敵」のスタンスで、次こそ勝ちましょう!

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