敗れたことはとても悔しいです。でも、今後に向けて大きな期待が持てる内容でした。準々決勝進出は厳しくなりましたが、まだ可能性はあります。次は勝って、望みをつなぎましょう。何より中３日でリーグ戦がホームであります。勝ちましょう。
アルビレックス新潟はルヴァンカップ・グループステージ第５節の24日、デンカビッグスワンでアビスパ福岡さんと対戦し、１ー２で逆転負けしました👇
ルヴァンカップ第５節（５月24日）H福岡●１ー２
（２勝３敗・勝ち点６、得失０ Ｄ組３位）
得点 グスタボ ネスカウ（４分）①
鶴野 怜樹（77分） 小田 逸稀（86分）
シュート８ー11 ＣＫ６－３ ＦＫ22－13
警告 城後 寿（36分） 三國 ケネディエブス（46分） 井上 聖也（54分） 前 寛之（71分）
入場者数 7,879人 晴 16・５℃
これにより、アルビはÐ組の３位となり１位でのグループステージ突破はなくなりました。ただ、２位になれば５組のうち３チームがプライムステージへと進むことができます。最終節は２位に浮上した鹿島さんとアウェーで対戦しますから、これに勝てば、２位になれます。
この日のメンバーは、次の通りでした👇
リーグ戦の間に中３日で挟まれた形の試合だったため、先発はリーグ戦の鳥栖戦からは秋山裕紀選手以外が入れ替わりました。
驚いたのは、渡邊 泰基選手が左のサイドバックではなく、センターバックとして最初からプレーしたことです。リーグ戦の横浜Ｆ・マリノス戦で90分に千葉和彦選手に代わってセンターバックに入っていましたので、今後はセンターバックもやるのかとは思っていましたたが、思い切った采配にビックリでした。
渡邊選手について松橋力蔵監督は「初めてのCBで、公式戦で（先発）。彼とも話しながら、あまり準備する時間がない中で、期待以上のプレーをしてくれた」と話していますが、まさに「期待以上」でした。
左利きのセンターバックは貴重です。本人も「ビルドアップのところでいえば、自分は左利きなので、なるべく相手を越えられる位置に配球することは意識していました」と語っていますが、左足で蹴るとサイドライン方向へのパスが切れずに中に入ってくるなどしますから、攻撃の幅が広がります。今後がとても楽しみです。
モバアルZの「Inside of ALBIREX」の広報ダイアリーでは、「まだまだ、これからだぞ！」と題して千葉和彦選手からのエールが紹介されています。ぜひご覧ください👇
そして太田修介選手が約１か月ぶりに復帰し先発しました。グスタボ ネスカウ選手の先制点は、太田選手が俊足を生かしてゴールライン近くでパスに追いつきダイレクトでクロスを送ったことから生まれました。
ネスカウ選手は待望の来日初ゴールで、これで乗っていけるでしょう。ワクワクします。ネスカウく選手についても、「広報ダイアリー」で松橋監督への想いも含めて紹介されていますので、こちらもぜひ👇
一方で太田選手は前半、ペナルティーエリア内で後ろからタックルを受け（VARがあればPKだったのではないかと思っています）、その影響で前半で退く形となってしまいました。本人が一番悔しかったでしょう。軽症であることを祈ります。
交代出場は次の通りでした。
早川 史哉（トーマス デン）45分
松田 詠太郎（太田 修介）45分
谷口 海斗（小見 洋太）71分
高木 善朗（グスタボ ネスカウ）71分
藤原 奏哉（渡邊 泰基）75分
トーマス デン選手も前半終了で交代することになりました。ハーフタイムでの2人の交代について松橋監督は「ハーフタイムの交代は選手のケガによるものだったので、いたしかたない部分もありました。終盤、渡邊 泰基が足をつったところで、いまいる中ではベストなメンバー交代だった」とコメントしています。
75分に渡邊選手が退いたことで、長谷川巧選手が右サイドバックからセンターバックに回りました。ツイッターなどでは選手交代について「意味不明」などの批判の書き込みも少なくありませんでした。しかし私は、選手のコンディションや今後の戦いを見据えた松橋監督の「いまいる中ではベストなメンバー交代」だったと思っています。
この日のスタッツは次の通りでした👇
太田選手とデン選手の状態が心配ですが、この２選手を含め出場した全選手が持ち味を発揮し、「自分が何者かを示した」試合だったと感じています。逆転負けし、ルヴァンカップの準々決勝進出は厳しい状態となってしまいましたが、今後に向けてとても意味のある実りのある一戦だったのではないでしょうか。
28日にはホームでリーグ戦のガンバ大阪戦があります。相手は５連敗中ですが個の能の高い選手がそろいます。「目の前の相手が最強の敵」のスタンスで「全員が戦力」で臨んでくれるでしょう。ワクワクします。勝ちましょう。応援よろしくお願いします！
（コメント・データはＪリーグ公式サイトより）
