連敗は3で止めました。しかし、悔しい引き分けでした。「勝って連敗を止める」という選手たちの強い思いが伝わってきました。決定的なシーンも何度もつくりました。しかし2試合続けて無得点で終わってしまいました。

「悔しさしかない。チームの状態がここ数試合のように、苦しい中での引き分けならポジティブに捉えたいところですけど、そうではなくて、自分たちのサッカーを取り戻して、良い形で攻撃できていたので、1点取りたかった、勝ち切りたかったという悔しさのほうが大きいです」。堀米悠斗選手の試合後のコメントが全てを物語っています。

次もホームで戦えます。相手は昨シーズンのJ1覇者で、今季も2位につけている横浜F・マリノスさんですが、自信を持って、臆することなく挑み、5試合ぶりの白星を掴み取りましょう。

アルビレックス新潟はJ1第12節の7日、デンカビッグスワンスタジアムで柏レイソルさんと対戦し、0ー0で引き分けました👇

第12節(5月7日)H柏0ー0
  (3勝4分け5敗・勝ち点13、得失ー4 暫定13位)

得点  なし    

シュート13ー5  CK6-4  FK21-9

警告(新潟のみ)  藤原 奏哉(55分)① 堀米 悠斗(76分)① 

入場者数 1万7,998人  雨  16℃

4試合ぶりに勝ち点を獲得しました。5試合ぶりに相手に得点を与えませんでした。シュート数も13本対5本と圧倒しました。そのほかの数字も、それを示しています👇

この日のメンバーは、次の通りでした。

前の試合から中3日ということもあり、ゴールキーパーの阿部航斗選手とMFの小見洋太選手以外の9人を入れ替えました。

嬉しかったのはFWの鈴木孝司選手が4試合ぶりに復帰したことです。鈴木選手がチームに与えたことについては、えのきどいちろうさんがモバアルZの「アルビレックス散歩道」に書いておられますので、ぜひそちらをお読みください👇

交代出場は、次の通りでした。
 島田 譲(星雄次)49分
 高木善朗(小見洋太)74分

2試合ぶりに先発し、相手パスをカットして決定機につなげるなど攻守に躍動していた星雄次選手が後半早々に負傷交代してしまいました。軽症であることを祈ります。

この試合では前代未聞のことが起きました👇

ちょっと信じられないです。鈴木選手のゴールがオフサイドとなった場面では、シュートを打つ直前に相手の選手がハンドをしているように見えます。

DAZNのジャッジリプレイではこのシーンも取り上げられ、VARがあればハンドでPKになった可能性が高いとの見解が示されていました👇

あまりにも残念です。しかし判定は変わりません。ここ数試合、判定に関してもやもやしたことが続いています。今回の場合は、オフサイドの判定は正しかったと思いますし、ハンドは主審も副審も死角になっていたいたようにも見え、見極めるのは難しかったようにも思います。

だからこそのVARでしょう。二度とこのようなことが起きないよう、Jリーグはしっかりと検証し、対応策をとってほしいと思います。同時に、横浜FC戦で三戸舜介選手が受けたような危険なファールに対しては毅然とカードを出すなど判定の基準をしかりと共有し、審判団の技能向上に取り組んでもらいたいです。

まぁ、VARがあっても、結局判断するのは人間です。ミスをしない人間はいません。ピッチを走り回り、とっさに判断するには悩むこともあれば死角になって見えないこともあります。サッカーには”誤審”がつきものなのかもしれません。

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「サッカーは人生そのものだ」、と言われます。人生には理不尽なことが起きます。だからこそ、エンターテイメントでもあるサッカーでは理不尽なことは起きてほしくないとも思ます。でも、選手も監督も審判も人間だからこそミスをします。それを含めてサッカーの魅力なのだとも思います。

優等生的な言い方になるかもしれませんが、度重なる決定機を決めていれば勝てた試合でした。もっと強くなりましょう。選手たちも、自分たちに矢印を向け、切り替えて次の試合に向かっているのは間違いありません。

松橋力蔵監督は試合後、「最近良いゲーム、良い結果を得られない中で、われわれをサポートしてくれる皆さんを笑顔で絶対に帰そうというその一心で、選手も最後までゴールに向かってプレーしてくれたことには満足していますが、結果は出ず、笑顔で帰っていただけることはできなかった。次節は必ず笑顔で帰っていただけるよう、また1週間努力していきたいと思います」とコメントしています。

次は14日、強敵の横浜F・マリノスさんが相手です。2戦続けてのホームです。最後は笑顔で終われるよう、強力な後押しをよろしくお願いします。

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