リーグ戦3連敗となってしまいました。昨シーズンは一度も連敗がなかったのに、今季は第5節と6節の連敗に続き、今度は3連敗です。

第4節までは2勝2分けの無敗でしたが、初黒星を喫した5節からは1勝1分け5敗と苦しい戦いを強いらています。対策を練られ、J1の強さ、決定力の高さを見せつけられる形となっています。

しかし、中3日で試合が来ます。今度はホームです。選手たちも悔しさを胸に、4試合ぶりの勝利を挙げようと強い気持で臨んでくれることでしょう。大声援で後押しをお願いします。勝利で連敗を止めましょう。

アルビレックス新潟はJ1第11節の3日、アウェーで横浜FCさんと対戦し0ー1で敗れました👇

第11節(5月3日)A・横浜FC0ー1
  (3勝3分け5敗・勝ち点12、得失ー4 暫定13位)

得点   ユーリ ララ(53分)    

シュート5ー7  CK4-4  FK13-16

警告(新潟のみ) 渡邊 泰基(40分)① 田上 大地(72分)① 伊藤 涼太郎(90+3分)①

先発は、GK以外の10人を前節から入れ替えて臨みました👇


交代出場は、次の通りでした。
 谷口 海斗(グスタボ ネスカウ)57分
 三戸舜介(松田詠太郎)57分
 伊藤涼太郎(高木善朗)62分
 早川 史哉(長谷川巧)70分

前節から中3日のアウェー連戦、さらには中3日でホームに戻って試合があります。松橋力蔵監督としては、選手のコンディション、さらには疲労、それに伴うけが予防など、さまざまなことを考慮しての決断だと思います。

ここからは憶測にすぎませんが、松橋監督としては、この苦境を乗り越えて今後戦っていくためには、真に「全員が戦力」となって、練習からさらに強度のあるトレーニングを積んでいく必要がある、と考えているのではないでしょうか。

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松橋監督は昨年、長いシーズンを見据え、試合ごとに選手を数人入れ替えました。それにより真に「全員が戦力」となり、シーズン終盤には日替わりでヒーローが誕生したのは記憶に新しいところです。

今回、中3日の9連戦の真ん中という機会に、普段あまりゲームに出られていない選手たちに、何が通じ何が課題なのかを身をもって知ってもらうためにもスタメンに起用したのではないかと思うのです。

だからといって、「相手は今季未勝利のチームだから」とか、勝てなくてももいい、などとはつゆほども思っていなかったでしょう。

サイドバックの2人は、長谷川巧選手がJ1リーグ戦では初出場で初先発でしたが、ルヴァンカップでは3試合で先発出場しています。渡邊泰基選手は6試合ぶりの出場・スタメンとなりましたが、3節から3試合連続で先発出場し、成長した姿をみせています。

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松田詠太郎選手が初先発、小見洋太選手は開幕戦以来のスタメンでしたが、ともに途中出場で5回以上出ています。特に小見選手は進境著しく、途中出場で流れを変えるような働きを見せてくれています。他のメンバーもそれぞれ、他の選手たちにはない持ち味があります。選手たちを信じ、「勝てる」とピッチへと送り出したに違いありません。

大けがから復帰した高木善朗選手と今季加入のグスタボ ネスカウ選手は、前の2試合で途中出場しています。ともにプレー時間を増やしていくことでパフォーマンスが上れば、攻撃の幅が大きく広がることが期待できます。

しかし、勝てませんでした。負ければ批判されることは承知の上で、先を見据えた起用をしたのであろう松橋監督に、私は敬意を表します。 

この試合のスタッツは次の通りでした👇

シュート数は公式記録では5本で、第5節のアウェー浦和戦と並んで今季最少でした。前節のFC東京戦は6本でしたから、2試合続けてシュートが極端に少なくなってしまいました。

松橋監督は、相手陣内のシュートエリア近くに「良い形で進入することはできていましたが、最後のダメージを与えるところにボールがなかなか入っていかなかった」と試合を振り返っています。

その上で、「そういうところでボールを受けるとか、クロスもそうですけど、みんな意識はしていると思うのですけど、状況状況でその一歩をもう少し手をかけて攻撃していこうという意識が強くなって、技術的なミスも最後まで出てしまったのが残念なところです」と話しています。

一方、小見選手は「裏を取るところは僕の長所で、相手の選手の特徴として前に食いついてくる習性があったので、背後は意識していました」とし、次のようにコメントしています。

「合わなかった回数が前半何度かありましたけど、後半は修正してボランチの選手とコミュニケーションをとって、そこからチャンスにつなげられたのは良かったと思います」。どんどチャンスに絡み、ゴールを奪ってくれることに期待です。

モバアルℤの「Inside of ALBIREX」では、試合後の選手たちの悔しい表情、ゴール裏のコールリーダーと堀米キャプテンのやりとり、ロッカールームの松橋監督と堀米ャプテンが語りかける姿などは紹介されています👇

ここにいる選手たちに限らず、帯同しなかったメンバーも含めた全員が、この悔しさを忘れず、矢印を自分たちに向け、「次こそは勝つ」と強く誓っていることでしょう。

7日のホームゲームが楽しみです。ミスを恐れず、仲間を信じ、リズム感あるワクワクする攻撃を繰り広げて、この試合をターニングポイントにしてくれる。強く、そう信じています。           

  (コメント、データはJリーグ公式サイトより)

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