悔しいですね。先制しながらも逆転され、今シーズン初めての敗戦です。
それでも、6年ぶりのJ1で第5節を終えて2勝2分け1敗の勝ち点8で、順位は8位です。すべての試合で得点しています。

松橋力蔵監督は試合後、「残念な2失点はありましたが、起こるべくして起きた2失点だと思いますので、次節に向けてしっかり改善していきたいと思います」と話しています。

アルビは昨シーズンは一度も連敗していません。敗戦の次は、ほとんど勝っています。この悔しさを糧に、さらなる成長を遂げて次は勝ち、もっと上を目指しましょう。

アルビレックス新潟はJ1第5節の18日、アウェーで浦和レッズさんと対戦し、1ー2で敗れました👇

第5節(3月18日)A浦和●1ー2
  (2勝2分け1敗・勝ち点8、得失+1 8位)

得点 太田修介(22分)③  酒井宏樹(35分) 明本考浩(45+2分)

シュート5ー7  CK3-5  FK14-16

太田修介選手の先制点、鮮やかでしたね👇

右サイドバックで今季初先発となった新井直人選手に、舞行龍ジェームズ選手がパスを送ると、新井選手はさらに駆け上がって中央にクロス。

これが、浦和の選手に少し当たってフリーの太田選手にわたります。太田選手は左足でトラップ後、弾んだボールの落ち際に右足でわせ、豪快にゴールネットに突き刺しました。

新加入の太田選手はこれで出場4試合で3得点目です。スピードがあり、右足でも左足でもシュートがうまく、チームにもすっかり溶け込んでいるようですし、今後もますます期待です。

この日のスタメンは、新井選手のほか、星雄次選手がボランチの一角に入りました👇

藤原奏哉選手と高宇洋選手の姿がなく、控えでも秋山裕紀選手や谷口海斗選手の名前がなかったのは気がかりです。ただ、負傷していた堀米悠斗選手が3試合ぶりにベンチ入りし、後半37分から途中出場したことはうれしい限りです。

新加入では、ダニーロ・ゴメス選手とグスタボ・ネスカウ選手が初めて同時にピッチに立ちました。合流してから40日ほどで、まだチームのスタイルにフィットしきれているとは言えませんが、練習を重ね、徐々に出場時間を増やしてブレイクしてほしいと願います。

試合は、前半の10分に先制しましたが、35分とアディショナルタイム2分に得点を許し、前半のうちにひっくり返されてしまいました。

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失点はともに、クリアが小さくなったところを、決められてしまいました。ともにファインゴールで、J1の決定力の高さを見せつけられる結果となってしまいました。

試合のスタッツは次の通りで、シュート数が6(公式記録は新潟5、浦和7)と、今季最少に抑え込まれてしまいました👇

なかでも後半は、なかなかシュートまで持っていくことが出来ませんでした。ただ、太田選手は試合後に「後半は、ハーフタイムに監督から『もっと前から守備を』という話があったので、積極的に前からプレッシャーを掛けてイニシアチブを握れたとは思う」とし、次のように続けています。

「攻撃で相手の危ないゾーンにボールを入れていく作業が少し足りなくて、結局ビッグチャンスの回数が少なかった。そこをもっと作れれば、同点に追いつくこともできたし、逆転することもできたと思う」

主導権は握れたけれど、ビッグチャンスの回数が少なかった。これを、サッカーマガジンさんは「浦和が『大人』の試合運びで逆転で3連勝」という風に表現しています👇

さすがの興味深い分析・表現ですが、簡単に要約すると無理にボールを奪いに行くのではなく、スペースを消すことで新潟にリズムをつくらせなかった、というのです。

浦和のマチェイ ・スコルジャ監督は、後半について「押し込まれてローディフェンスになってしまう場面が多かったですが、そこで形を崩さずに、特にCBがよく頑張ってくれたと思います」とコメントしています。

アルビとしては押し込む場面も多かったけれど、浦和さんのCBをはじめとして個々の強さ、速さ、巧さの前に、なかなか決定機をつくれなかったということでしょうか。

アルビはここまでの5試合で8ゴールしていますが、後半の得点は開幕戦のアウェー・セレッソ大阪戦の80分の千葉和彦選手の同点ゴールだけです。

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次のリーグ戦まで2週間あります。その間には26日にホームでルヴァンカップの鹿島戦があります。ルヴァンカップで若手やブラジル人2選手らが、リーグ戦へとつながる活躍をし、チーム力を底上げして、後半でも得点を重ねられるチームへと成長したいですね。

4月1日の第6節にホームで対戦するのは現在2位の名古屋さんです。ここまでわずか1失点です。新井選手は浦和戦後に「もっと大胆に攻めていくことも必要だと感じた。そこは自分の良さなので、見失わないようにプレーしていきたい」と話していました。アグレッシブに、時には大胆に攻めて堅守をこじ開け、ホーム連勝を飾ってほしいと思います。

さて最後に、モバアルZの「Inside of ALBIREX」は、いつもハーフタイムや試合後の控室の様子などが紹介されているのですが、浦和戦では松橋力蔵以監督が選手たちに語りかけるシーンが比較的長く紹介されています👇

素晴らしい監督だと思います。心に響きます。有料会員(月500円)しか見られませんが、ぜひ見てください。

会員になると、えのきどいちろうさんのコラムや広報ダイアリーをはじめ、広報潜入カメラなど楽しい動画も数多く見られます。ぜひ、この際に会員になってみてはいかかでしょうか。超おすすめです。

  (データ、コメントはJリーグ公式サイトより)

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