本当にまた多くのファン・サポーターの方の前で勝利を届けられたというより、みんなで勝利をつかみ取ったという感覚が正しいと思っていますし、非常にうれしく思っています。
「力さん語録」㊲は、9月18日の第37節ホーム水戸戦です。声出し応援が解禁されて2戦目、そして今季最後のナイトゲームを2-0で制し、スタジアムはプラネタスワンでオレンジ色に染まりました。
前半37分に星雄次選手の今季初ゴールで先制すると、後半7分にはFKから谷口海斗選手が頭で決めて突き放しました。最後のナイトゲームで星選手が輝くなんてできすぎです、そして谷口選手は17試合ぶりのゴール。うれしいですね。待ってました!👇
声を出しての応援が復活し、アルビは首位を走っていることもあって、この日は今季2番目に多い1万8439人が詰め掛けました。やはり2万人近く入ると雰囲気が違います。ゴール裏のチャントやコールと、その他のエリアからの拍手・手拍子が一体となって、力強く選手たちを後押ししました。
松橋力蔵監督の上の「みんなで勝利をつかみ取った」というコトバも、それへの感謝を表しているといえるでしょう。
ちなみに、ホームでの観客数は次の38節・大宮戦で2万811人と2万人を超えると、昇格を決めた40節の仙台では最多の3万2979人、最終節の町田戦は2万5414人を記録しました。
来季の新加入が決まった太田修介選手は町田の選手として出場していて、加入決定に際して「最終節でスタジアムの雰囲気に圧倒されました。それをホームで自分の力に変えられることが楽しみです」とコメントしています👇。太田選手の活躍が楽しみです。ようこそ新潟へ。
今季の総入場者数は31万4039人で、1試合平均では1万4954人でした。これはJ2の平均入場者数5019人の3倍近くになります。J1と比較すると、J1では10番目で、J1平均の1万4328人を600人ほど上回っています。
6年ぶりのJ1となる来季は、もっと多くの観客で後押ししたいですね。開幕から収容人数制限なく行われることを祈るばかりです。
さて、この日の試合ですが、水戸の秋葉忠弘監督は「新潟さんの強さをまざまざと見せつけられました。これが首位を走っているクラブなんだと思いましたし、非常に好感を持てましたし、強かった」と話しています。
アルビの2003年のJ2優勝&J1昇格に大きく貢献してくれた秋葉さんは「今日は新潟さんにおめでとうと言いたいですし、OBとしても最後まで勝ち続けて昇格してもらいたいと思います。本当に今日は完敗でした」とも語ってくれています。負けず嫌いで闘将でもある秋葉さんが、こんな風に言ってくれるなんて、感激です。
これに対して、松橋監督は「トータルとしては非常に良いゲームだったと思っています」としながらも、「2点目を奪ってから終盤の試合運びについて」という問いに対して、珍しく次のような辛口のコメントも残しています。
「幼稚なミスが多い。頭を抱えざるを得ない。なぜそこでそういうミスが起きるのか。なぜ選手たちは分からないのかなと言う部分は突きつけないと。あってはならないミスが重なると、2点取っているからといって勝ちゲームにはなるとは限らない」
残り5試合となり、1点の重みが増していくことを踏まえ、あえて厳しく語ったのかもしれません。
そして、この試合では悲しく、心配なことが起きてしまいました。前半30分に高木善朗選手が負傷交代してしまったのです。昨シーズンから何度も何度もファールを受けながらも立ち上がってきたヨシくんが、この日は起き上がることが出来ませんでした。
「軽症であってほしい」というみんなの願いはかないませんでした。3日後、右膝前十字靭帯損傷の大けがだったと発表されました。
本人が一番悔しく、切ないことでしょう。
ヨシくんを絶対にJ1に連れて行こう。
チームも、サポーターも思いは一つです。
次節、ホーム大宮戦では、さらに一丸となって「みんなで勝利をつかみ取っ」て、今季初の4連勝を飾ることになります。
(コメントはJリーグ公式サイトより)
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