90分を通してところどころのミスというのはもちろんあるんですけど、そういう中でも自分たちのスタイル、自分たちの個々の良さや能力といったものをしっかりと表現できたゲームだったと思います。

「力さん語録」㉖は、7月10日の第26節アウェー山口戦です。前節の敗戦から中3日でのアウェー戦でしたが、3ー1で勝利し再び首位に返り咲きました。欧州へと旅立った本間至恩選手に「アルビの事は心配せずにチャレンジに専念して」とエールを送る1勝ともなりました。

鈴木孝司選手の2ゴール1アシストの活躍が光りました。前半の終了間際と後半早々に得点すると、後半28分の伊藤涼太郎選手のゴールをお膳立てし、全得点に絡みました👇

前節の敗戦後、松橋力蔵監督が「自分たちの自信であったり、自分たちらしさというものまで一緒に失わないように、次節に向けてやっていきたいと思います」と話していた通りの、「自分たちらしい」サッカーでの快勝です。

上の「語録」のコトバは、「今日も遠くまで新潟の多くのファン・サポーターが来てくださる中で勝点3を積み上げられたことは非常にうれしく思っています」に続けて語られています。

もちろん、失点したことには悔しさは残るでしょうが、「自分たちのスタイル、自分たちの個々の良さや能力といったものをしっかりと表現できた」ことに、満足感が漂います。

この日は、前節で敗れていたことに加え、もう一つ「勝たなければいけない」大きな理由がありました。本間至恩選手が世界へ羽ばたくためにクラブを離れて最初の試合だったからです。選手はもとより、監督スタッフを含めたチームの全員が「至恩がいないから負けた」などと言われたくないと、強い気持で臨んだことでしょう。

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前節まで7試合連続で至恩選手が先発していた左サイドハーフには、伊藤選手が入りました。これについて松橋監督は、「彼の得意なドリブルで攻撃のリズムに変化をつけて、相手の少しウィークになるところを突けたらなというところ。ただ固定しているわけではなかったので、高木善朗との流動性というのも狙いとしてありました」とコメントしています。

その言葉通り、高木選手と伊藤選手は流動的にポジションを代えながら動き続けて好機を演出して得点に絡み、伊藤選手はゴールを決め、高木選手も惜しいシュートを放ちました。

それだけではありません。星雄次選手はボランチとしてフル出場し、先制点のアシストに加え豊富な運動量で攻守に貢献しました。早川史哉選手もセンターバックでフル出場し、前線に攻めあがるシーンもあるなど持ち味を発揮しました。

まさに「誰が出ても変わらない」強さを発揮して、大事な一戦を白星で飾りました。
“至宝”の旅の始まりに花を添えることができた、大きな1勝といえるでしょう👇

     (コメントはJリーグ公式サイトより)

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#110 大事な一戦に快勝し首位奪還! | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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#197 旅立ったシオンに はなむけの白星 首位奪還 アルビの「コトバ」㉖ A山口3ー1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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