ホームでの天皇杯の屈辱を忘れてはいけません。あの悔しさを晴らすには勝つしかありません。前節はアウェーで、チームとサポーターが一丸となって4試合ぶりの白星を掴み取りました。あすはホームでは4試合ぶりとなる勝利を飾りましょう。
アルビレックス新潟はJ2第32節のあす20日午後6時から、ホームのデンカビッグスワンでロアッソ熊本さんと対戦します。この試合を含めリーグ戦は残り11試合です。現在5位の難敵・熊本さんを倒し、連勝でJ1昇格へ弾みをつけましょう。
アルビレックスは前節、アウェーで栃木SCさんと対戦し2ー0で勝ちました👇
その日のブログで私は「12番目の選手の活躍も光った」と書きました(#144 12番目の選手の活躍も光ったーA栃木2ー0で勝利 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))
2020年の開幕戦以来、2年半ぶりの声出し応援を背に、チームは4試合ぶりの勝利を4試合ぶりの無失点で飾りました。苦しい時間帯も多くありました。しかし前半40分には、アルビでのデビューを飾ったトーマス デンが起点となり、鈴木孝司選手が先制点を決めました。後半41分には藤原奏哉選手が3試合連続のゴールです。
この日の応援について、田上大地選手はSNSで次のようにコメントしていました👇
「声出し応援ができなくなってから、皆さんがこれでもかってほど、我慢してきた想いがアップ前の挨拶の時に声に乗って伝わってきました!すでにここで涙腺崩壊寸前でした」とし、「まさにみんなで勝ち取った勝ち点3です」と続けています。
それは、他の選手、監督、スタッフとも同じでしょう。現地に行かれたみなさん、ありがとうございました。
田上選手は「ただ、大事なのはまだまだこれからです。皆さんの想いを乗せて戦い続けるので、どんな時も一緒に戦ってください!」と書いていました。そう、この勝利を次へとつなげていかなければなりません。そのためにも、あすは勝ちましょう。
対する熊本さんは前節、アウェーで甲府さんと2ー2で引き分けています👇
前半のアディショナルタイムに先制されますが、後半の15分に同点とし、その7分後には逆転。しかしその10分後に追いつかれています。
熊本さんはこれで、12勝12引き分け7敗の勝ち点48で、順位は5位です。7月2日の24節から5戦負けなし(4勝1分け)でしたが、その後の3試合は●〇△となっています。
5位の熊本さんは、2位のアルビとの勝ち点差は11ありますが、7位の町田さんとは2しか離れていません。さらには、勝ち点39で13位の水戸さんまで勝ち点差が一桁です。プレーオフ圏内の6位以内へ、今回は負けられない一戦といえるでしょう。
前回の第8節(4月3日)の対戦では、アウェーでアルビが2ー1で勝っています👇
試合開始早々の4分に失点しましたが、前半21分に谷口海斗選手のゴールで追いつくと、後半のアディショナルタイムに鈴木選手が決めて逆転しました。
しかし、6月1日にホームであった天皇杯2回戦では1ー4というスコアで敗れています。前半8分という、またも早い時間に先制されます。その3分後に小見洋太選手のゴールで追いつきましたが、その後は苦しい展開でした。
相手のハイプレスに苦しみ、深い位置で奪われるなどミスがらみで3失点してしまいました。悔しい、悔しい、そして切ない敗戦でした。(#70 悔しさをリーグ戦にぶつけよう | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))。
直近の試合から中2日だったアルビは、先発全員を入れ替え若手中心で臨みました。その時のメンバーは悔しさを決して忘れてはいないでしょう。最近は起用の機会が増え、持ち味を発揮している秋山裕紀選手や、小見選手、シマブク カズヨシ選手、矢村健選手らに期待です。
あすの試合では声出し応援はできません。ただ、選手たちは、前節の栃木さんとの試合の応援を受け「このサポーターたちのためにも必ず昇格する」という、思いを強くしたに違いありません。
私たちの目標は、単にJ1に昇格するということだけではありません。あくまでも目指すのは「J1で戦えるチームになる」ことです。選手たちがチャレンジし、プレーを楽しみながら成長していけるような、前向きな素晴らしい雰囲気をつくりあげたいですね。
私たち12番目の選手も、目の前の一戦に集中し、力強い拍手と手拍子を送り、最後にプラネタスワン、ハルヲスイング、バンザイ五唱しましょう。
あすの試合も、くまモンがやってくるなどイベントが盛りだくさんです👇
ナミックスサンクスデーとして、先着で15,000人にオリジナルコットンバッグがプレゼントされるそうです。熊本からくまモン、新潟市北区出身の大相撲の豊山関も来場予定で、「加茂市・弥彦村デー」のイベントもあります。
あすはぜひデンカビッグスワンへ!