3月30日に千葉市であったJ2のアルビレックス新潟とジェフユナイテッド千葉の試合を見に行ってきました。会社を3月いっぱいで退社することが決まっていて休みに入っていたので、「プチ卒業旅行」と称し、青春18きっぷを使っての2泊3日の旅でした。試合は悔しい結果に終わってしまいましたが、存分に楽しむことができました。

出発は朝の5時17分

試合前日の29日、朝の5時17分発の普通列車で新潟駅を出発しました。ワクワクして4時前には起きたので、駅には楽勝で着きました。試合の日、特にアウェー遠征の日はまるで遠足の日の子供のように、自然と早く目が覚めます。私にとって2年1か月ぶりのアウェー参戦でしたから、なおさらです。

ちなみに青春18きっぷは、日本全国のJR線の普通・快速列車の自由席に限って、自由に乗り降りできる切符です。年齢制限はありません。一人1回あたりの有効期間は乗車日当日限りで、一人で5日間連続の旅行や5回に分けての使用もできます(5人グループでの日帰り旅行などにも使えます)。これで1万2050円!。利用期間は年3回あり、春、夏、冬の約1か月間です。

新潟から長岡までは約1時間15分。新幹線なら22分ほどで着きますし、新潟―大宮間ノンストップ便の大宮までの所要時間とほぼ同じです。それでも、時にはのんびり旅行もいいものです。車窓からの風景を眺めたり、田上駅に着けば写真を撮って「田上さん明日もゴール決めてください」とツイートしたりしているうちに、6時31分に新潟から19駅目の長岡に到着です。

長岡で上越線の水上行きに乗り換えです。向かいのホームから2分後の6時33分に出発。水上までは2時間20分ほどです。雪景色を楽しみ、本を読んだりしているうちに8時54分、22駅目の水上に着きました。

水上を9時に出発し、10時3分には13駅目の高崎に到着です。高崎からは10時14分発の湘南新宿ラインに乗れば、11時59分には新宿に着きます。新潟から新宿まで6時間40分ほど。意外に早い、という感じです。
おなかもすいたので、途中の深谷でいったん下車しました。駅舎はまるで東京駅のよう。深谷はれんがの町として知られ、そのれんがは日銀や東京駅の駅舎にも使われたそうで、深谷駅も改修の際に使われたそうです。渋沢栄一の生誕地であり、駅前には大きな銅像がったっていました。

桜めぐりから試合へ

2日目の30日は、「勝ち点3奪取へツイッターに桜の写真を3枚アップする」という自己満足的な企画で都内を回った後、試合会場のある千葉へと向かいました。

最初は国立市の大学通りの桜並木へ。続いて都電の早稲田駅近くで神田川沿いの桜を楽しみ、最後は九段下へ回りました。

国立市の大学通りの桜並木。正面の奥が国立駅です。
都電の早稲田駅近くにある豊橋(ゆたかばし)から撮影した神田川沿いの桜
九段下の桜。奥は日本武道館です。たくさんの人でにぎわっていました。

いざスタジアムへ

東京駅から京葉線で千葉市蘇我のフクダ電子アリーナへ。スタジアムには開門1時間前の午後4時ころに到着しました。すでに100人以上の新潟サポーターが待機の列を作っていました。

アウェーの旅は、前後の観光とともに、ご当地グルメを食べることも大きな楽しみです。この日はフクアリ名物の喜作さんのソーセージ盛りと、釜揚げしらす丼を、遅れて到着した息子とともにいただきました。屋外でビールを飲みながら食べるスタジアムグルメ最高ですね。おいしかったです。

そして試合です。ニイガタフットボールプレスの大中祐二さんはツイッターに「両チームともにプレーの質が高く、局面で実にタフな攻防が最後まで繰り広げられた試合は、新潟にとって痛恨の幕切れ」と書いておられましたが、まさにそのようなゲームでした。

とても悔しく残念でした。順位も11位に下がってしまいましたが、まだまだ7試合が終わったばかりです。それほど気にすることはないでしょう。チームは昨シーズンの選手がほとんど残り、松橋新監督の下、アルベルト前監督が築いた土台の上に、さらに攻撃性、積極性を上積みしています。千葉戦も、得点こそできませんでしたが、見ていてワクワクしました。

新加入の伊藤涼太郎選手やイッペイ シノヅカ選手、松田詠太郎選手も期待通りの活躍をしています。先日合流したFWのアレクサンドレ ゲデス選手や、トーマス デン選手らも早く試合で見たいですね。

3日には、もうアウェー熊本戦があります。選手たちは千葉戦の悔しさを晴らしてくれることでしょう。期待しましょう。

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