悔しい引き分けでした。ただ、開幕戦に続いて今回も逆転できる力があることを示してくれました。アウェイで勝ち点1を掴んだことを前向きに評価したいと思います。

松橋力蔵監督は試合後、次のように語っていました。
「ほんとにあともう少しで、というところまでは行ったと思うんですけども、ヴェルディさんもやはり必死にやってくると思いますし、そういう中でドローになってしまいました。内容に関してはもちろん課題はまだまだいっぱいありますけども、非常に私はポジティブに捉えています」

この試合から2週間空いて30日はホームで柏戦です。「われわれはこれからああいう失点を続けることなく、やはりもう少し得点を取りたいなと。そのためのトレーニングをもっともっとしていかなきゃいけないかなというふうに思います」ー。この指揮官の思いは、選手たちも同じでしょう。必ずやってくれることでしょう。ホーム連勝を飾りましょう。

まずはヴェルディ戦のハイライトです👇

第4 節(3月16日)A・東京V△2ー2
  (2勝1分け1敗・勝ち点7、得失+1 暫定7位)
 

得点  山田楓喜(8分)  谷口海斗(32分)②
    長倉幹樹(69分)① 翁長聖(90分)

シュート7ー7  CK6-3  FK16-13 

警告 山越康平(34分)、 藤原奏哉(38分)① 
   谷口栄斗(73分)、食野壮磨(80分)、舞行龍ジェームズ(90+4分)① 

主審 上村篤史

入場者数 17,055人 晴 16.3℃      16:03KO

この日のスタメンは次の通りでした👇

名古屋戦からの変更は、今回は珍しく一人だけでした。谷口海斗選手が2試合ぶりに先発出場しました。

交代は
 67分 高木善朗→太田修介
    谷口海斗→長倉 幹樹
    松田詠太郎→長谷川元希
 83分 藤原奏哉→新井直人

太田修介選手が今シーズン初出場しました。沖縄キャンプ終了後に急性虫垂炎で手術して出遅れるという悔しいスタートとなっただけに、これからの活躍に期待です。

さて試合です。谷口選手の同点ゴール、打点が高かったすね👇

谷口選手は高木選手のコーナーキックを決めた場面を、「ヨシくん(高木 善朗)が蹴る前に、『ファーに蹴ってくれたら勝てる』と話していたので、狙いどおりに決められて良かったです」と説明しています。

すごいジャンプ力、滞空時間でしたが」という問いに、「タイミングで、先に飛んで上から叩くことは前から得意だった」から、相手DFとの競り合いに「勝てる」自信があったのだと明かしています。

高木選手も「蹴る前に(谷口)海斗に聞いたら『ファーが良いです』って言われたので、ファーに蹴りました。狙いどおりでした。相手にセットプレーでやられていたので、自分たちもセットプレーで返せたらラクだなと思っていて、取ることができました」と満足そうです。

今季の5得点中、CKからの得点は2点です。セットプレーのキッカーはヨシくんのほかにも長谷川元希選手や島田譲選手、そしてUー23日本代表の親善試合でも蹴っていた小見洋太選手らがいます。今後のCK、FKが楽しみです。

そして2点目は長倉選手でした👇

相手にプレッシャーをかけてパスミスを誘った小見選手、そして長倉選手の強烈なシュート。何度見ても飽きません。

小見選手はここまで全4試合に出場し、うち3試合は先発で、直近の2試合はフル出場しています。Uー23の試合でもそうでしたが、今季は攻守により積極性が増していて好感が持てます。90分間、運動量が落ちないのも驚きです。次はゴールを見たいです。

長倉選手は3試合連続で途中出場し、今回は交代後2分で結果を出しました。この試合では「ジャンプして胸トラップからボレーシュートを狙ったシーン」がありました。あれ、惜しかったですね。ゴール裏の右の方で見ていたのですが、入ったと思いました。

上の「」のコトバは、ニイガタフットボールプレスの「新潟は、できるはず」【頼もう!感想戦 feat.北條聡】~第4節vs東京ヴェルディvol.3~ : ニイガタフットボールプレス (targma.jp)より引用しました。ニイガタフットボールプレスは有料コンテンツですが、東京V戦の「感想戦」も読みごたえがあります。ぜひ読んでみてください。

長倉選手も先発で見たいのですが、谷口選手は今季2点を決めていますし、太田選手が復活し、小野選手もいます。今度は誰が先発で、誰がメンバーに入るのか、毎回毎回ワクワクします。

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さて、30日はホームで今季2試合目です。高木選手は東京v戦後に、「追いつかれてしまったのはしょうがないですけど、アウェイで(勝点)1取れたので、またホームで取り返せるようにしたいです。チームとしては、やりたいことをほぼできているので、あとは追加点を取ることが大事です」と話していました。「やりたいことをほぼできている」ー力強いですね。

ヨシくんのコメントは、冒頭に紹介した力さんのコメントと同じ内容です。チームが「てっぺん」に向け同じ思いを共有し、課題を見つめ着実に前へ前へと進んでいることが分かります。期待しかありません。

最後に、新井選手の移籍について。私は、残念な気持ち、怒り、あきれ…いろんな感情が渦巻きました。この移籍に関しては、えのきどいちろうさんが「アルビレックス散歩道」【コラム】えのきどいちろうのアルビレックス散歩道 第514回 | モバイルアルビレックスZ (albirex.co.jp)で書いておられますが、多くのサポの思いを代弁してくれているように思います。

私も今は、早く見たかった森璃太選手のプレーが見られるかもしれないのが楽しみですし、「うちだって(タイトル獲得に向けて)相応しいもんねというところを示しましょう」という気持ちであふれています。

新潟(ここ)で挑みましょう!

  (監督・選手コメントはJリーグ公式サイト【公式】東京Vvs新潟の選手コメント(明治安田J1リーグ:2024年3月16日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) (jleague.jp)より引用)

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