悔しい敗戦でした。昨年の8月26日の25節以来の黒星です。年をまたいでの負けなしは10でストップしてしまいました。次は9日のホーム開幕戦です。切り替えて、勝ちましょう。

「終始、ガンバのゲームだったと思っています。最少失点という形ではありましたけども、自分たちが失点というよりもやっぱりチャンスを作れなかったところが少し課題として残りました。次節(・名古屋戦)までに積み上げていければと思います」
松橋力蔵監督が語った通りの試合内容でした。

PKでの失点は仕方はありません。攻撃が、シュート3本に抑えられてしまいました。なぜ、チャンスをつくれなかったのでしょうか。松橋監督は「考えられる要因は?」という質問に次のように答えています。

「自分たちでボールを受けにくる回数が、前半も後半も多かったなと。背後への動きのかぶせ方とか、スペースの共有など、われわれが準備してきたものがなかなか出せなかった。それに対して、ガンバの圧力が90分を通じて非常に素晴らしいものだと思いますし、そこをはねのけないと勝点を奪うことはできないのだなと、しっかり今日はチーム全員で学べたと思います」

敗戦はもとより勝ち試合からも学び、修正し、成長し続けてきたチームです。次はやってくれると信じています。

まずは、ハイライトです👇

第2 節(3月2日)A・G大阪●0ー1
  (1勝1敗・勝ち点3、得失0 11位タイ)
 

得点  宇佐美 貴史(75分)=PK

シュート3ー10  CK4-3  FK17-10 

警告 岸本 武流(58分)、 一森 純(64分)   

主審 高崎 航地

入場者数 28,669人 晴れ   8.7℃    15:03KO

第2節を終え、連勝したチームはありませんでした。上位には勝ち点4で6チームが並び、得失点差が+3の鹿島が首位に立ちました。11位タイのアルビを含め勝ち点3は7チーム。14位以下の7チームが未勝利です。

まだまだ順位なんて、とも思いますが「てっぺん」を目指すには連敗は許されません。常に上位に居続ける必要があります。ホーム開幕戦の相手の名古屋は昨年6位で、アルビは昨年は2敗しています。今季は唯一開幕2連敗しているチームですが、それだけに覚悟を持って臨んでくるでしょう。「ホームの力」で撥ね返しましょう。

この日のスタメンは以下の通りでした👇

前節から4人が入れ替わり、開幕戦では途中出場だった長谷川元希、早川史哉、高木善朗の3選手が先発。ボランチは宮本英治選手に代わって島田譲選手が入り、フル出場しました。

交代は
75分 高木 善朗→ダニーロ ゴメス
   松田 詠太郎→小見 洋太
   谷口 海斗→長倉 幹樹
84分 新井 直人→堀米 悠斗
遠藤凌選手が復帰後初のメンバー入りを果たしましたが、出番はありませんでした。

高木選手がトップ下で、新加入の長谷川元希選手は左サイドでした。長谷川元希選手は高木選手が退いてからはトップ下だったでしょうか。初先発でフル出場し、後半25分ころには、松田選手とのコンビネーションでペナルティエリア内に絶妙のパスを出して決定機をお膳立て(上のハイライトの1分50秒あたり)するなどしました。

スタッツでは、スプリント回数が12回でチームトップ、走行距離は11.23キロで秋山選手に次いで2位。そのほかチャンスクリエイトと、こぼれ球奪取もチーム一でした👇

長谷川元希選手、そして開幕戦では宮本選手と、移籍加入の2選手が期待に違わぬプレーを見せてくれました。ガンバ戦で今季初出場した堀米選手と長倉選手も力強さを増したように見えました。あとは小野裕司選手、太田修介選手らを早く見たいですね。

高木選手はガンバ戦後に「前進するところでバタバタしていたので、ストレスがなかったというのはウソになる」と語った上で、「ガンバが前線からのプレッシャーを研究しているなというのがあったので、もっと自分たちはサイドを決めずにボールを真ん中に置いてやり直しても良かったと思います」と課題をしっかりと見据えています。

「ひさびさの敗戦だが?」の問いには、「この敗戦を無駄にしないようにというか、負けるときはこういう形が多いので、そこでまた自分たちが成長できるとこういうチームにも勝てる。個人としてもっとボールを受けたり、収めたりしたい」と前を向いています。

それは、全員が同じです。最後にモバアルZの「Inside of ALBIREX」をご覧ください。必ずや悔しさを跳ね返してくれるでしょう。ともに闘い、勝ちましょう。

(コメントはJリーグ公式サイト【公式】G大阪vs新潟のマッチレポート・動画(明治安田J1リーグ:2024年3月2日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) (jleague.jp)より)