選手5人が新型ウイルス感染症陽性の診断を受けるという、厳しい状況です。
しかし、5連戦をメンバーを代えながら4勝1分けと層の厚さをみせてくれたたチームは、
あすもやってくれるに違いありません。
チーム・サポーターが一丸となって、今季初の3連勝を掴み取りましょう。
アルビレックス新潟はあす15日、アウェーでFC町田ゼルビアと対戦します。
きょうまでに5選手が新型ウイルスの陽性と診断され、あすスクリーニング検査を実施したうえで、条件を満たした選手・スタッフで出場するということです。
まずは、陽性となった選手たちが一日も早く回復することをお祈りします。
5人の選手たちが、一番悔しいことでしょう。注意していても、誰が感染してもおかしくないような状況です。自分を責めることなく、回復に努めてほしいと思います。
アルビは前節、3ー0から追いつかれるという悪い流れを断ち、勝ち切りました👇
東京ヴェルディ相手に前半から猛攻を仕掛け、27分の高木善朗選手を皮切りに、30分に松田詠太郎選手、35分には舞行龍ジェームズ選手と、8分間で3ゴールと畳みかけました。どれもナイスゴールでしたね。
後半は5分に1点を返されると、20分までに追いつかれてしまいます。
しかし、3失点目の直後にピッチ上の全員が集まって話し合うと、そから粘って、後半43分に矢村健選手が勝ち越しゴールを決めました。
完全に相手に流れが行っていた試合を、最後にものにしたことは、強さの証しといっていいでしょう。
アルビはこれで8戦負けなしとし、首位に踊り出ました。
でも、選手たちは誰も守りに入ることなどないでしょう。ヴェルディ戦の後半で3失点したことを良い薬とした上で、自分たちの戦い方を貫き、果敢に戦ってくれるはずです。
対する町田は前節、アウェーで水戸と0ー0で引き分けました👇
町田はこれで8戦勝利なしで、順位は13位まで下がってしまいました。4月からは白星なしで、この間の得点は4と苦しんでいます。
ただ、元アルビの鄭大世選手やドゥドゥ選手ら得点能力の高い選手がそろい、失点は14と、アルビと千葉と並んでリーグで2番目に少なくなっています。
今の時点での順位は関係ない。それは、引き分けたアウェー琉球戦で痛感させられました。厳しい状況だからこそ、選手たちも一層、気を引き締めて試合に臨むでしょう。
あすは、いったいどんな布陣になるのでしょうか。これまで出場機会の少なかった選手たちにはチャンスともいえます。
試合のごとにヒーローが誕生し、チーム内の競争が一層激しくなれば、チームはさらに成長していきます。
厳しい状況を嘆くのではなく、力を合わせ、禍を転じて福と為すー。
今季は、アウェーではまだ1勝しか挙げていません。
「アウェーでも強い」。あすは、その始まりの試合としましょう!