11月24日にあった第33節は、アルビは勝たないと一桁順位が、相手の横浜F・マリノスは連覇が消える可能性のある一戦でした。日産スタジアムはマリノスのホーム最終戦で、フライデーナイトということもあってゲーム前から盛り上がりを見せ、試合も互いの意地がぶつかり合う白熱した好ゲームとなりました。

結果は0-0のドローでアルビの10位以下が確定し、翌日に勝利したヴィッセル神戸の初優勝が決まりました。でもこの試合では、強力な3トップを擁しリーグ最多得点のマリノスにゴールを許さず、こちらも決定機を多くつくりました。

松橋力蔵監督は「非常に難しいゲームでしたが、選手は最後までタフに戦ってくれた非常に良いゲームだったと思います」と総括し、「自分たちの良さをどれくらい出せたかというと分かりませんけれど、出せない中でもチャンスをしっかり作れる状況にあったし、ピンチも最後はしっかり防げたというところで、非常に選手は頑張ってくれたと思います」と語っていました。

アルビが一桁の順位に入れなかったことは残念でした。しかし、「最後までタフに戦ってくれた」選手たちの強く逞しく成長した姿に、喜びと誇りを感じ、来季への大きな希望を感じました。

その試合のハイライトです👇

第33 節(11月24 日)A横浜FM△0ー0
  (10勝12分け11敗・勝ち点42、得失ー5 10位)
 

得点 なし

シュート13ー20  CK4-7  FK11-22 

警告 喜田 拓也(22分)、三戸 舜介(71分)③
    
主審 福島孝一郎

入場者数 34,335人 晴れ  16℃    19:03KO

スタメンは以下の通りです👇

前節から5人が入れ替わり、小見洋太選手が6試合ぶり、トーマス デン、渡邉泰基、秋山裕紀、高木善朗の4選手が2試合ぶりに先発しました。

交代出場は次の通りでした。
 49分 鈴木 孝司 → 谷口 海斗
 69分 高木 善朗 → 長倉 幹樹
 69分 太田 修介 → 三戸 舜介

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この日もスーパーセーブを連発した小島亨介選手は、「結果として(失点)ゼロに抑えられたことは良かったですけど、修正するところがいっぱいあったので、個人としては全然満足していないです」と試合を振り返っています。

修正点については「特に攻撃の部分です」とした上で、「前半は相手の守備に対して前進できず、うまくハメられていた感覚もあったので。僕自身の判断や精度も欠けていたところがあったので、もっと向上させたいと思います」と語っています。

”11人目のフィールドプレイヤ-”としてビルドアップでも大きな役割を担う、アルビのサッカーに欠かせない守護神らしいコトバです。今季のMVPといっていい小島選手が、真っ先に契約更新してくれたことに感謝です。来季もよろしくお願いします。

前半は「相手の守備に対して前進できず」、なかなかシュートまで行けなかったアルビですが、後半はオープンな展開になったこともあり好機を多くつくり出しました。

後半4分に鈴木孝司選手の負傷退場で急きょピッチに入った谷口海斗選手は「準備はしていました。チャンスを作れた部分もありましたけど、もっと冷静になれたら良かったかなと思います」と振り返り、次のように語っていました。

自分もそうですし、チームも決め切れば勝ちにつなげられたのかなと。相手とカウンターのやり合いというところもありましたけど、決定機はけっこう作れていたので、そこで決め切れなかったのは反省というか、次に向けてですね」

一桁順位はなくなりましたが、「あと1試合あるので、そこに向けてやるだけだと思いますし、変わらずに自分たちが今までやってきたことをやり続けて、最後は勝ちにこだわっていきたいと思います」。ご存知の通り、12月3日の最終戦は勝利で締めくくることになります。

最後はモバアルZの「Inside of ALBIREX」を。「試合後のロッカールームは必見」ですよ👇

      (コメントはJリーグ公式サイトより)

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