試合は残念な結果に終わってしまいました。でも、雨の中、3万人を超える方々が伊藤涼太郎選手の門出を祝いにスタジアムに集まってくださいました。
伊藤選手は、今季の目標に「タイトルをとる」ことを掲げていました。リーグ戦は13位で折り返しました。でも、まだ半分残っています。ルヴァンカップも天皇杯もあります。伊藤選手のためにも、ここから巻き返して、タイトルをとりに行きましょう。
アルビレックス新潟はJ1第17節の6月11日、デンカビッグスワンで京都サンガさんと対戦し1-3で敗れました。勝って伊藤選手を送り出すことはできませんでした。それでも、3万人越えのスタジアムの雰囲気は最高でした。
そして伊藤選手のあいさつ。目頭が熱くなりました。DAZNさんがノーカットで紹介してくれていますので、まずはこちらから👇
挨拶を聞き、Jリーグ公式サイトの選手コメント「1年半という短い期間ですけど、ここまで好きになったクラブはない。僕にとってはすごく濃い1年半だった。海外挑戦できるのも間違いなくこのクラブのおかげ。サポーターを含め、新潟に関わるすべての人たちに感謝して、海外に行きたいなと思います」を読み、再び涙です。
伊藤選手の思いは、モバアルℤ「夢をつかめ涼太郎 −愛するクラブとの最後の二週間ー」でも紹介されていますので、ぜひご覧ください👇
さて、試合です。
第17節(6月11 日)H京都サンガ●1ー3
(4勝5分け8敗・勝ち点17、得失ー9 13位)
得点 豊川 雄太(28分) 新井 直人(72分)① パトリック(75分) パトリック(80分)
シュート15ー8 CK11-2 FK20-11
警告 川﨑 颯太(16分) 田上 大地(67分)② 伊藤 涼太郎(85分)②
入場者数 3万0,136人 雨 23.8℃
松橋力蔵監督は「今回は(伊藤)涼太郎が国内最後のゲームということもあり、それも含めて多くのファンの方が足を運んでくれた中、残念な結果になってしまい、責任を感じています。前後半での改善はあったかもしれませんが、結果がすべてだなというのがいまの反省です」と振り返っています。
一方で、スタジアムMCの森下英矢さんは、次のようにつぶやいていました👇
「完敗ではない」。私も同感です。
後半はゴール前を固める相手に対して、狭いスペースでも縦パスを通したり、パスを交換したりして積極的に攻め、感動さえ覚えました。
松橋監督は、前半は「もう少し近い関係性をうまく構築した中で、相手に選択肢、的を絞らせない人数の掛け方がうまくできていなかった」としながらも、「後半はそこが少し全体的にアグレッシブにやれていた」と語っています。まさにその通りではなかったでしょうか。
新井直人選手の同点ゴールが決まり、「逆転できる」という雰囲気になっただけに、直後の失点が痛すぎました。
この日のスタメンは以下の通りでした。
このところ、シュート数でも大きく上回りながら結果に繋がらない試合が続いています。こういう状態で伊藤選手がいなくなりますが、松橋監督は次のように語っています。
「自分たちのやり続けていることは変わらない。ポジションを誰がやるかということは出てくるかもしれませんが、その中でまで新たな方法、戦い方であったり、オプションは増やしていければと思っています」
次は18日にアウェーでルヴァンカップの最終節、鹿島戦があります。勝てばグループリーグを突破する可能性があります。白星を掴み、後半戦へ弾みをつけましょう。現地に行かれる方々、熱い声援をよろしくお願いします。
選手たちも、伊藤選手を「理想の形でで送り出せなかった悔しさ」を胸に、伊藤選手を安心させるためにも反転攻勢をかけてくれると信じています。
京都戦の「試合の裏側」は、モバアルZのInside of ALBIREXで紹介されています👇
モバアルZでは、伊藤選手を1年半にわったって身近で見てきた広報さんの「夢をつかめ、涼太郎」と題した「広報ダイアリー」もあります。ぜひ読んでください👇
伊藤選手なら世界でもやれる。日本代表になれる。活躍を楽しみしています。
「魅せつけろ世界で!」
アイシテル リョウタロウ
1年半、ありがとうございました!
最後に、伊藤選手のゴール集です👇