公式戦で5試合ぶりの勝利です。これで吹っ切れて、伊藤涼太郎選手の壮行試合となる11日のホーム京都戦ではリーグ戦4試合ぶりの白星を飾って、笑顔で伊藤選手を送り出しましょう。

アルビレックス新潟は天皇杯2回戦の7日、デンカビッグスワンでレイラック滋賀さんと対戦し1ー0で勝利しました👇

天皇杯2回戦(6月7 日)Hレイラック滋賀〇1ー0

得点 ダニーロ ゴメス(38分)   

シュート17ー3  CK11-1  FK13-11

警告 宮城雅史(33分) ダニーロ ゴメス(48分)

入場者数 4,285人 晴れ 22.5℃ 

この日のメンバーは次の通りでした👇

先発は3日のリーグ戦・アウェー湘南戦から全員を入れ替え、阿部航斗選手とトーマス デン選手、長谷川巧選手は、5月24日のルヴァンカップ・ホーム福岡戦以来の先発出場、早川史哉選手は福岡戦以来の出場となりました。

交代出場は、次の通りです。

高宇洋(星雄次)66分
小見洋太(ダニーロ ゴメス)66分
グスタボ ネスカウ(鈴木孝司)74分
伊藤涼太郎(シマブク カズヨシ)74分
田上大地(松田詠太郎)90+1分

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伊藤涼太郎選手がベンチに入っていましたが、出場するとは思いませんでした。彼が入ったことで攻撃が一段と性化しましたね。さすがです。惜しいシュートもありましたが、他の選手、特にネスカウ選手にゴールを決めてもらいたいという思いを感じましたが、どうだったのでししょう。

決勝点となった得点を奪ったのはダニーロ選手でした。来日初ゴールです。おめでとうございます。ありがとうございました。

本人は「ヘディングは自分の特長ではないと分かっている」と言いますが、気持ちのこもった鮮やかなゴールでした。リーグ戦に向けて「自分たちの力をちゃんと生かせば、どのチームにも勝てると感じる。練習から、自分たちが強いという気持ちでいけば勝てると思う」とコメントしています。頼もしいですね。益々の活躍に期待です。

アルビは17本のシュートを放ちましたが、1度しかゴールネットを揺らすことが出来ませんでした。松橋力蔵監督は試合後、「決めるべきポイントで仕留めないと、最後まで難しい展開になった。押し込んでいましたが、しっかり畳みかける、得点を重ねることで、自分たちの良さは出てくると思っています」と語っています。

「決定力不足」と言えるでしょうが、このところ結果の出ていなかった天皇杯で初戦を突破をしたことを素直に喜び、次からは「しっかり畳みかけ」てくれることに期待です。

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相手の滋賀さんはJ3昇格を目指し、JFLの首位を走るチームです。1回戦ではJ3のチームを破り、今度はJ1のチームを倒そうという強い思いが伝わってきました。

試合終了のホイッスルが鳴ると、滋賀の多くの選手がピッチに倒れ込んでいました。その後、アルビのゴール裏にあいさつに向かった選手たちに、アルビサポーターはプラネタスワンを滋賀のチームカラーの水色にして健闘を称えていました。とても美しい光景でした👇

滋賀の寺峰 輝監督は試合後、「相手より走ることや、泥臭く1対1で負けてもみんなで戻って、ミスがあってもカバーするという根本のところは通用したと思います」と語っています。

滋賀の選手たちの体を張ったプレーで、シュートを何度ブロックされたことでしょう。泥臭く、最後まで勝利を諦めない姿には感動を覚えました。いいチームだなと思いました。

寺峰監督は「ゴールまで行くクオリティー、個人のフィジカルの部分で相当差があって、悔しいですけど、本当に相手が強かったというゲームでした」とした上で、次のようにも語っています。

「ボール操作やちょっとしたポジションのところは、ちょっとした差が実はものすごく大きなクオリティーの差。選手は悔しさの中でも、そういうことを学べて良かったと話していました」

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この「ちょっとした差が実はものすごく大きなクオリティー差」というのは重いコトバです。サッカーではちょっした体の強さの違いや、ちょっとした判断のスピードの差、ちょっとした技術の差で勝負が決まることがあります。大学受験でも「ちょっとした差」で合否が分かれたりします。世の中のすべてに通じるコトではないでしょうか。

松橋力蔵監督も常に「精度を上げる」「次に向けても同じように、そこは積み上げていかなくてはいけない」などと選手に成長し続けることを求めています。J1の強い相手であっても、自分たちの築き上げてきた戦い方を磨き上げ、個々の選手が少しずつ「ちょっとした差」を埋めていけば十分にやっていける。そう信じているからでしょう。

そのことを滋賀の選手たちの姿、そして寺峰監督のコトバから改めて教えてもらいました。サッカーって面白い。そう感じられた一戦でした。

この試合では、トーマス デン選手が5月24日の福岡戦の前半でピッチを退いて以後、初めてフル出場しました。モバアルℤの広報ダイアリーでは、デン選手のけがのことやチームへの想いが紹介されています。未読の方はぜひ、ご覧になってください👇

勝利した試合の後だけにあるモバアルの「バストーク」も久々に見ることができました。11日の試合後の様子を見たいですね👇

伊藤涼太郎選手の「壮行試合」は勝つしかありません。たくさんの来場が予想されています。選手たちも燃えることでしょう。伊藤選手への感謝への想いと世界への挑戦を祝う熱い声援と拍手・手拍子をよろしくお願いします!

 (コメント、データはJリーグ公式サイトより)

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