待ちに待った日が、ついにやって来ます。デンカビッグスワンでの声を出しての応援が、約3年ぶりに復活するのです。声出しが可能なゴール裏の大声援と、それ以外のエリアの大きな拍手と手拍子を一体化させてスタジアムに響き渡らせ、選手たちを後押ししましょう。

相手の順位や下との勝ち点差など関係ありません。あくまでも、上を目指して成長し続けるということに集中して、目の前の「最強の敵」に挑みましょう。

アルビレックス新潟はJ2第35節のあす10日午後6時から、ホームでFC琉球さんと対戦します。アルビは前節、ホームで大分さんに0ー1で敗れました。しかし、アルビは今季、一度も連敗していません。

「広告」(クリックすると別サイトに飛びます)

6度の敗戦後の試合は5勝1分けです。今回も課題を修正して、さらに成長した姿を見せてくれるに違いありません。

リーグ戦は残り8試合です。このうち、声出し応援が可能となったホームで5試合戦えます。さらには、負傷で長期離脱していたイッペイ シノヅカ選手と、三戸舜介選手が臨戦態勢に入りました。トーマス・デン選手がベールを脱いでからは4試合で1失点と守備も安定しています。たくさんの追い風を受け、大きく飛翔する時を迎えました。

前節の大分戦では、昨季までJ1だった大分さんの堅守を、最後まで突き崩すことができませんでした👇

4試合ぶりの失点は残念でしたが、試合は悲観するような内容ではありませんでした。
細かいパス回しに縦パスを織り交ぜ、相手ゴールに迫りました。後半18分に一気に3枚替えをすると、同点、逆転へと厚みのある攻撃を仕掛けました。

当日のブログ(#173 何も悲観することはありません。次、勝ちましょう | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))にも書きましたが、中でも秋山裕紀選手の背後を狙ったパスなど、巧みな配球ぶりには目をみはりました。

秋山選手だけでなく、小見洋太選手ら若手の成長ぶりも頼もしく感じました。誰が出ても、それぞれの個性を発揮しながら、質の高いプレーを発揮できています。連係にさらに磨きがかかり、チームとしても一段と成長しいていくのでは、と期待しています。

対する琉球さんは前節、ホームで秋田さんに0ー1で敗れています👇

これで6勝11分け17敗の勝ち点29で、順位は最下位の22位です。しかし、残留圏内の20位の大宮さんと、同じ勝ち点で19位の群馬さんとの勝ち点差は2です。あすの試合は、勝って降格圏脱出を、と意気込んでいることでしょう。

残り8試合となり、昇格争い、プレーオフ進出を狙う戦い、残留争いとも激しさを増しています。ほぼ全チームが、いずれかの争いに挑んでいるといってもいい状況です。ですから、対戦するにあたっては、現時点での順位など関係ないといえるでしょう。

アルビの選手たちも、慢心することなどなく、「目の前の相手が最強の敵」という、いつも通りのスタンスで臨むはずです。

前回の対戦(13節・4月30日)は、アウェーで1-1の引き分けでした👇

その時点でも琉球さんは最下位でした。先制され、前半のうちに追いつきましたが、逆転することはできませんでした。アルビは前の試合から中2日という厳しい日程ということもあり、シュート数では9ー15と大きく上回られています。

ちなみに、この試合の「アルビの『コトバ』」はこちらです👇
#169 中2日…ヨシくんゴールで追いつく アルビの「コトバ」⑬ A琉球1-1 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

選手たちは、その悔しさを忘れてはいないはずです。あすは、立ち上がりから主導権を握って、的を絞らせない多彩な攻撃でゴールを重ねてくれると信じています。

私たち「12番目の選手」たちも、Nスタンドの力いっぱいのチャントやコールと、WSEの力強い拍手と手拍子を呼応させ、素晴らしい雰囲気をつくりあげましょう。

首位・横浜FCさんとの勝ち点差は2です。まずJ1の19位へ、そしてJ1で戦えるチームへと、さらなる高みへ。さぁ、ラストスパートの始まりです。

「広告」(クリックすると別サイトに飛びます)