いろんな意味で重要で、そして勝たなければいけない一戦を迎えます。選手たちには、それぞれの思いを胸にハートは熱く、そして頭はクールに、一丸となって闘って勝ち点3を持ち帰ってほしいと願っています。
アルビレックス新潟はJ2第26節の10日午後7時から、アウェーでレノファ山口と対戦します。
暑い中での中三日の3連戦の3戦目です。横浜FCとの首位攻防戦に敗れた後のアウェー群馬戦は2-0で快勝したものの、前節はホームで千葉に1ー2で敗れてしまいました。J1昇格を目指すチームが連敗をするわけにはいきません。あすは絶対に勝ちましょう。
前節のホーム千葉戦は、セットプレーから2点を決められ、堅い守備の相手から同点、逆転のゴールを奪うことができませんでした👇
松橋力蔵監督は試合後、「自分たちの自信であったり、自分たちらしさというものまで一緒に失わないように、次節に向けてやっていきたいと思います」と力強く話していました。
キャプテンの堀米悠斗選手は、「冷静に見ればそこまで悪いゲームじゃなかった」と試合を振り返り、「今日出た課題をつぶすという、いつもの作業をやる」「今までやってきたことを継続しながら、強い気持ちでまた次へ向かう」とコメントしていました。期待しましょう。
対する山口さんは前節、ホームで大分と対戦し0ー0で引き分けています👇
3連勝はなりませんでしたが、強豪の大分さんドローで3戦負けなしです。これで8勝7分け10敗の勝ち点31で、順位は15位です。
Jリーグ公式サイトの今節の見どころによりますと、山口さんは大分戦は「プレッシングで相手を苦しめて主導権を握った」とあります。アルビと同じようにポゼッションしてくるチームだといいます。
中3日の3連戦の3戦目ということで、相手がどのようなサッカーをしてくるかわかりません。アルビとしては、自分たちのサッカーに自信を持ち、堀米選手のコメントのように「今までやってきたことを継続」することが大事でしょう。
千葉戦で鮮やかなフリーキックでを直接決めた島田譲選手は、「自分たちがボールを握る中で、難しかったですけど、どこかで1つ2つリスクを冒してチャレンジしても良かったのかな」とコメントしていました。千葉戦の反省を生かして、よりアグレッシブに戦ってくれるのではと、期待が高まります。
あすの試合は、本間至恩選手が世界へ羽ばたくためにクラブを離れて最初の試合となります。その意味でも、重要な一戦です。
至恩選手に不安なく欧州でプレーしてもらためにも、アルビの選手たちも勝ちたい、勝ち続けて昇格を果たしという強く思っているに違いありません。
「至恩がいないから負けた」などと、絶対に言わせない。誰が出ても質の高いゲームができているアルビなら、どんなメンバーで臨もうとも、一人一人がさらに強い気持ちで戦えば、結果はついてくるはずです。
テンポよくボールを回して相手を翻弄し、冷静に相手の状況をみながら崩して決める。連動したプレスでボールを奪う。奪われたらすぐに奪い返し、素早く仕掛ける。球際でも負けない―。そんなアルビのサッカーを「全力で楽しんで」勝ちましょう!