選手たちや多くのサポーターたちから祝福されての、世界への挑戦です。至恩くん、君ならできる。自信を持って、思う存分に暴れて、さらに輝いてください。そして今までありがとう。これからも応援し続けます。

アルビレックス新潟は8日、本間至恩選手が欧州クラブへ完全移籍することについてクラブ間で基本合意に達したと発表しました👇

新潟生まれで、クラブのアカデミーからトップに昇格し、トップチームでは「10番」を背負った21歳の若武者が、J2から欧州クラブへの完全移籍です。凄いです。うれしく、涙がこぼれてきてしまいました。

アルビは現在、J1昇格争いの真っただ中です。至恩選手は、そういう状況のなかで「チームを離れることへの申し訳なさや辛い気持ちもあります」と表現した上で、「自分のような小さな体でも世界で戦えることを示したいですし、これまで支えてくださった方々へ恩返しができるように精一杯がんばってきます」とコメントしています。

さらには「悔いが残るのは、4万人のビッグスワンでゴールを決めることや、サポーターの皆さんのチャントを聞けなかったことです。その夢やJ1昇格は、アルビレックス新潟で活躍する選手のみんなに託したいですし、絶対に叶えてくれると信じています」とも述べています。

確かに、昇格争いの最中に至恩選手が抜けるのは痛いです。でも、選手もクラブも多くのサポーターも、申し訳なく訳なくなんて思わなくていいと思っているのではないでしょうか。サポーターの方々の、そういった感じのツイッターを多く目にし、再び涙です。

なかでも、選手たちは全員、「至恩が抜けたから昇格できなかった」ということだけは全体にないようにしたいと、強く思っているはずです。堀米悠斗キャプテンを始めとした選手たちが、ツイートしている内容からうかがい知れます👇

「みんなが、どんなに至恩の挑戦を誇らしく思ってるか、この笑顔で分かるよね」。ゴメスさんのコメントに、また涙があふれてきました。

すべての選手が至恩選手の挑戦を誇らしく思い、その挑戦が成功するためにも、アルビは必ず昇格する。誰が出ても遜色ないゲームができ、日々成長し続けているチームのことですから、一丸となって、必ずしや目標を達成してくれることでしょう。

至恩選手の挑戦は、若手を中心に大きな刺激になったに違いありません。19歳の三戸舜介選手は「いつか自分も追いつきます!」とツイートしていました👇

J1でプレーしていなくても、チームで切磋琢磨し、活躍すれば世界に挑戦できる。これはアルビの選手たちはもちろん、他のJ2やJ3の選手たちだけでなく、全国のサッカー少年・少女たちにとっても大きな励みとなることでしょう。

至恩選手は「今アルビレックス新潟のアカデミーに所属している選手たちには、どんなカテゴリーに所属していても、関わってくれている方々や、応援してくれる方々のためにと日々努力を続ければ、自身の目標に近づいていくことも伝えたいです」ともコメントしていました。

自分が先駆者となって、さらに道を切り拓いていくー。強い意志を感じます。でも、気負い過ぎなくていい。私たちはこの1年間で、格段に守備の意識が高くなったのを知っている。それに加えて、君には持ち前のドリブル、シュート力がある。

日々、成長し続け、チャンピオンズリーグでゴールにアシストに活躍して、さらにステップアップしていくことを期待しています。「新潟で身につけたすべてのことに自信を持って」、がんばれ、シオン!

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