逆転勝利で、「てっぺん」へ好スタートを切りました。最高です。

アルビレックス新潟の2024年シーズンの開幕戦は、アウェーでサガン鳥栖さんと対戦し開始5分に先制されてしまいます。その後もボールを保持しながらも、35分頃まではシュートまで持ち込めない嫌なムードでした。ところが徐々にリズムが出始めると、ロスタイムに谷口海斗選手がスーパーなゴールを決め追いつきました。

松橋力蔵監督は試合後、「前半は少し停滞するようなところもありながら、少しずつ良い方向にもっていくことはできた。ただ、やり切れない中、谷口 海斗のゴールがわれわれの何かをすべて動かしたかなと思います」と語っています。

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力さんは、「谷口のゴールで勇気をもらって」とも言っています。前半のうちゲームを振り出しに戻し、チームに勇気を与える貴重なゴールでした。

指揮官は「後半は非常に良い戦いができたと思っていますし、終盤は押し込まれる状態でしたけど、全員がハードワークして、相手にゴールネットを揺らすことは許さず、勝点3を取れたことは非常に良かったと思います」と試合を総括していました。まさにその通りの、ナイスゲームでした。

これで、年をまたいで10戦負けなし、連勝です。このまま勝ち続けて「てっぺん」に上り詰めましょう。

まずは、ハイライトから👇

第1 節(2月24 日)A鳥栖〇2ー1
  (1勝・勝ち点3、得失+1 4位タイ)
 

得点  福田 晃斗(5分)、谷口海斗(45+3分)①
    新井直人(54分)①

シュート13ー11  CK6-5  FK10-9 

警告 新井直人(31分)①、 宮本 英治(41分)①
   原田 亘(90+2分)

主審 笠原寛貴

入場者数 9,610人 晴れ   11.9℃    14:05KO

この日のスタメンは、宮本英治選手が新加入選手としては唯一先発し、秋山裕紀選手とボランチを組みました。長谷川元希選手は後半途中出場、小野裕二選手はメンバー外でした👇

途中交代は、
72分 鈴木 孝司 → 高木 善朗
72分 松田 詠太郎 → ダニーロ ゴメス
72分 小見 洋太 → 長谷川 元希
90+7分 舞行龍ジェームズ → 早川 史哉

谷口選手の同点ゴール、お膳立てしたのは宮本選手でした👇

藤原奏哉選手がセンターライン付近で粘ってボールをキープして、下りてきた鈴木孝司選手に縦パスを入れると、鈴木選手はワンタッチで宮本選手に戻します。宮本選手もこれを左足でダイレクトで、相手ディフェンスライン裏にフワリと浮かせて送ると、走り込んだ谷口選手がワンバウンドしたところをこれまたダイレクトで振り抜きました。

ペナルティーエリア右角の外から右足で放たれたボールは、あっという間にゴール左隅に吸い込まれて行きました。まさにゴラッソの同点弾。本人は「自分自身シュートチャンスも少なかったので、まず思い切り振り抜こうと常に思っていました。1本、(宮本)英治から裏に落としてもらって、GKの位置も見えていたので、思い切り振って、思っていたところに蹴れたのが良かったと思います」と語っていました。

2年連続で開幕戦でのチームファーストゴールには「取れたことはうれしいですし、良い流れにも、ここからもっていければと思います」語る谷口選手は、キャンプでの練習試合でも最多の4得点を奪っています。今季は大暴れしてくれそうですね。

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そして宮本選手は、ホントに新加入なのかと思うくらいチームになじみ存在感を発揮していました。走行距離はチームトップの13・04キロで、鳥栖の名ボランチ河原創選手の13・36キロに次いでこの試合で2番目に多く走っています。さらにはボール奪取力や、パスのセンス、ゴールへの意識も強く驚きのJ1デビューでした。

長谷川元希選手も、後半途中からでしたが、高木善朗選手をはじめとした周りの選手とのコンビネーションもしっかりとれ、セットプレーからはバックヘッドでの惜しいシュートもありました。こちらも超期待大です。

そして逆転のゴールは新井選手でした👇

この場面について新井選手は次のように語っています。
「開幕戦はセットプレーで得点を動かしたほうが手っ取り早い。自分たちもそれを狙っていた。それはスタッフの分析のおかげでもありますし、(小見 洋太の)キックの質、(鈴木 孝司が)ニアで競った質、中で信じて待つこと。全員がかみ合ったゴールです」

谷口選手のゴールについても言及し「開幕戦はどこか緊張感がありますし、ゴールは自分たちがやってきたことが間違っていないという、いろんな感覚が戻ってくるようなゴール。形も素晴らしかったですけど、みんながポジティブにハーフタイムを迎えられた」と称えています。

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新井選手は今季は秋山選手と共に副キャプテンを務め、この日はキャプテンマークを巻いてプレーしました。秋山選手はパス成功数が112でチームトップ、成功率は92・6%と高確率でした。2人の副主将が、昨年以上にチームを攻守で引っ張ってくれそうです。

そのほかの先発した選手たちも全員が持ち味を発揮し、躍動しました。途中からピッチに入った選手たちも、次はスタメンで見たいと思うプレーぶりでした。まさに「アルビファミリー全員でつかみ取った一勝」でした。

その試合の裏側を、今シーズンもモバアルZの「Inside of ALBIREX」でお楽しみください👇

「自分たちのやりたいことは90分通してできたかと言われると、そうではない部分はありました」と新井選手は語っていました。それでも「後半は攻守ともに普段どおりの、自分たちの試合」をし、しっかりと勝ち切りました。そこに今年のアルビの強さを感じました。

私的には一日早い誕生日のプレゼントももらい、64歳を幸福な気持ちで迎えることができました。今週も頑張れます。次のガンバ大阪戦は参戦予定です。連勝しましょう!

(コメントはJリーグ公式サイト(【公式】鳥栖vs新潟の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年2月24日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) (jleague.jp))より)

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