大きな、大きな勝ち点3です。10人になっても全員で耐え抜きました。2試合ぶり、そしてアウェーでは約5カ月ぶりの勝利です。これでリーグ戦の後半戦に入ってから2勝1分け1敗。4試合で失点はわずかに1です。

この試合の3日前には富山で天皇杯の3回戦がありましたが、雷雨のため延長前半終了時で中止となっていました。リーグ戦から中3日で臨んだ再開試合では15分間で1点ずつ取り合い計4ー3で勝利。ベスト16に進出しました。

次のリーグ戦は8月5日、そしてその3日前の2日には天皇杯の4回戦があります。この間にけがをしている選手たちも戻ってくるでしょう。リーグ戦も天皇杯も、一丸となって上位へと駆け上がりましょう!

アルビレックス新潟はJ1第21節の15日、アウェーで北海道コンサドーレ札幌さんと対戦し、1ー0で勝利しました👇

第21 節(7月15 日)A札幌〇1ー0
  (6勝6分け9敗・勝ち点24、得失ー7 14位)

得点 鈴木孝司(53分)② 

シュート4ー11  CK2-3  FK17-15

退場 新井直人(61分)

警告 荒野 拓馬 (25分)  金子 拓郎(37分)  宮澤 裕樹(84分)  ルーカス フェルナンデ ス(86分)  高 宇洋(90+3分)①  小島 亨介(90+6分)①

入場者数 7,591人 雨  21.1℃ 13:03KO

この日のスタメンは次の通りでした👇

鈴木孝司選手が2試合ぶりに先発し、他の10人は前節と同じでした。鈴木選手は、試合前日のモバアルℤの「広報ダイアリー」で、「俺が決める!」と紹介されていました👇

有言実行、さすがです。

試合後は「自分たちのサッカーは攻撃的にボールを大事にして、ゴールを目指すというもの。FWがより得点できれば、チームとしてより勝利に近づくと思うので、その意味でも得点が取れたことは良かった」と話しています。今後のゴール量産に期待です。

それにしても鮮やかな、美しいゴールでした👇

敵陣右サイドの奥深くで、松田詠太郎選手のスローインを受けた藤原奏哉選手が高宇洋選手に戻すと、高選手は中に折り返します。それを星雄次選手がワンタッチで縦への絶妙なスルーパスを送ると、回り込んでディフェンスラインの裏に抜け出した藤原選手がダイレクトでクロスを送り、中央で鈴木選手が合わせてゴールに突き刺しました。

ワンタッチでパスを送った星選手のセンスと技術、藤原選手の瞬間的なスピードとクロスの正確さ、ディフェンスの選手を背負いながら着実に決める鈴木選手の落ち着き。このシーン何度見ても飽きません。

この試合のヒーローは、彼らだけではありません。後半16分に新井直人選手が一発退場になり、札幌の猛攻を受けましたが、しのぎ切りました。

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途中出場した選手たち、スタッフ、終盤は「アイシテルニイガタ」を歌い続けて選手たちを後押したサポ―ターと、全員がヒーローの全員が一丸となってつかんだ勝利だったと言えるでしょう。

私はDAZN観戦でしたが、そんな姿を見ていて「絶対に勝てる」と感じていました。ありがとうございました!

交代出場したのは次の選手たちです。
太田 修介(三戸 舜介)45分
田上 大地 (鈴木 孝司)63分
長谷川 巧(松田 詠太郎)63分
島田 譲( 星 雄次)73分
秋山 裕紀(小見 洋太 )89分

5人とも3日前にあった天皇杯に先発し、土砂降りの雨という悪コンディションの中、長い時間、そして遅くまで戦っていました。退場者が出たことなどもあり、おそらくは予定よりは早い時間での交代出場となったと思いますが、最初から最後まで集中を切らしませんでした。

松橋監督は試合後、「日程が厳しい中での試合。どう鼓舞したかという質問に次のように答えていました。

「鼓舞したかどうかは分かりませんが、プロとしてサッカーをしている中で、万全ではない中でもそれぞれ力を発揮できるように。そういうところにプロとしての価値があるのではという話は少し前にした記憶はあります」

まさに、プロとして「それぞれが力を発揮」して、「全員が戦力」であることを証明してくれました。

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中でもうれしかったのが長谷川巧選手の活躍です。リーグ戦は先発出場した第11節の横浜FC戦以来、今季2度目の出場でした。19日の天皇杯では、右のサイドハーフで先発してアルビでの公式戦初ゴールとなる先制点を挙げていた長谷川選手は、この日も同じ位置に入ると積極的に前へと仕掛けました。相手はたまらずファールし、2選手がイエローカードを貰う結果となりました。まさにグッジョブです。

センターバックとしてリーグ戦6試合連続でフル出場している渡邉泰基選手に続き、同じ新潟市出身のユース育ちで、ともにサイドバックとしてプレーしていた長谷川選手も違うポジションで可能性を示したことは、チームにとって、とても大きいことだと思います。

モバアルZの「Inside of ALBIREX」では、試合後のロッカールームで「は・せ・が・わ」コールが起きたことも紹介されています👇

退場となった新井選手の涙、胴上げもありました。ほんとうに素晴らしいチームですね。

モバアルZのバストークも最高でした。こちらもぜひご覧ください👇

この試合から中3日で天皇杯3回戦の再開試合も、カターレ富山さんとの激闘を制して4回戦へと駒を進めることができました👇

長谷川選手の先制点、かげから復帰した太田選手の同点&逆転ゴール、再開試合での田上大地選手の追加点、そして延長からゴールマウスを守り新潟移籍後の公式戦初出場を果たしたゴールキーパーの瀬口拓弥選手…。

モバアルZの「広報ダイアリー」では、瀬口選手のことについて書かれています👇

そしてこの試合の「Inside of ALBIREX」は、田上選手が「アルビが好きになる。 アルビの事がもっと好きになる。 そんな動画」と引用リツイートしていましたが、まさに最高です👇

私も「アルビのことがもっと好きに」なりました。この日の「バストーク」ともあわせて、ぜひご覧ください。

さぁ次は、まず8月2日のアウェーでの天皇杯4回戦・FC町田ゼルビア戦です。町田さんはJ2の首位で、3回戦では横浜F・マリノスさんに4ー1で勝利しています。そこから中2日で東京の国立競技場であるリーグ戦・第22節は3位の名古屋グランパスさんが相手です。

ともに強敵ですが、どんな布陣で、どのように「目の前の最強の敵」に挑むのか。楽しみです。公式戦4連勝を飾り、次の12日のホーム湘南ベルマーレ戦へと繋げましょう。

  ◇    ◇

さて、23日に驚きの、うれしいニュースが飛び込んできました。元なでしこジャパンの川澄奈穂美選手がアルビレックス新潟レディーずに加入することが決まったのです👇

川澄選手は上尾野辺めぐみ選手と「小学生の頃から同じクラブでプレーをし、W杯のドイツ・カナダ大会でも共に闘っています」👇

新監督率いるチームに、川澄選手がどんな変化を与えてくれるのか。そして、めぐさんとどんな連係プレーを見せてくれるのか。何より、ビッグネームの加入で多くの方が試合を見に来てくれるのではないか。楽しみは尽きません。

新チームの初戦は8月27日午後6時から、新潟市陸上競技場で2023-24 WEリーグカップの第1節、ちふれASエルフェン埼玉戦です。今から楽しみです。

川澄選手はブログ(アルビレックス新潟レディースに入団します。 | 川澄奈穂美オフィシャルブログ「ROAD RUNNER」 (ameblo.jp))で、「めぐにアルビでタイトルを取ってほしいという気持ちが人一倍強いです。これからは同じチームなので、思いを形にできるようにチームと一丸となって頑張ります」と綴っています。来季こそ、新潟一筋の上尾野辺選手とともに、初めての優勝を喜び合いたいですね。男女でタイトル獲りましょう! アイシテルニイガタ!!

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