「もっと、もっと強くなれる」ー。渡邊 泰基選手は試合後、こう話していました。敗れはしましたが、タレントがそろう堅守の相手からシュート15本を放ち、逆に相手には5本しか打たせませんでした。
見ごたえのあるゲームでした。試合後、松橋力蔵監督は「たくさんのチャンスだったり、シュートシーンを作りながら1つを取り切れず、勝点3を取れなかったのは非常に残念だと思います」としながら、次のように語っています。。
「ただ、選手は最後まで、前節同様しっかりとゴールに向かってアグレッシブに戦ってくれたと思っています。それは評価して、次につなげたいと思います」。選手たちも「もっと強くなれる」と、自信を得たのではないでしょうか。今後が楽しみでなりません。
アルビレックス新潟はJ1第20節の7日、デンカビッグスワンでヴィッセル神戸さんと対戦し0ー1で敗れました。
第20 節(7月7 日)H神戸●ー1
(5勝6分け9敗・勝ち点21、得失ー8 14位)
得点 大迫 勇也(15分)
シュート15ー5 CK3-3 FK10-14
警告 秋山 裕紀(73分)①
入場者数 2万6,519人 曇り 28.7℃ 19:03KO
この日のメンバーは次の通りでした👇
センターバックは渡邊泰基選手が5試合連続で、トーマス デン選手が4試合連続で先発フル出場しました。後半戦に入ってからはこのコンビで3試合で1失点です。安定感抜群ですね。
中でも渡邊選手は、対人の強さを見せて元日本代表の武藤嘉紀選手を抑え👇、攻撃の起点となるパスも多く供給していました。新潟市出身の24歳は、どこまで成長し続けるのか、その姿を見られるのがうれしいです。
交代出場は以下の通りでした。
秋山 裕紀(星 雄次 )45分
グスタボ ネスカウ(谷口 海斗)75分
太田 修介(松田 詠太郎)75分
島田 譲(高 宇洋)85分
太田修介選手が、4月29日の第10節・FC東京戦以来、10試合ぶりにリーグ戦に戻って来ました。それでも試合後は「復帰できたことより、悔しさが勝っています」と敗戦の悔しさを口にし、次のように語っています。
「新潟の価値を示すためには、勝たないと良いサッカーは評価されないですからもっともっとそこを認識して、『今日は良かったね』じゃなくて、勝てなかった悔しさを持って。そういう世界ですし、そこにこだわってやりたいと思います」
ご存知の通り太田選手は、12日の天皇杯3回戦、アウェーでのカターレ富山戦で先発出場し、後半37分に同点ゴールを決めると、延長前半5分には3-2と逆転するゴールをネットに突き刺しました👇
12日の天皇杯の試合から中2日で、15日にはリーグ戦のアウェー札幌戦があります。太田選手は札幌戦の前日会見で、コンディションは「持ってこれるところまでは、ベストのところまでは持って来れた」と話しています。
伊藤涼太郎選手がベルギーに移籍し、リーグ戦で4得点している太田選手は現在のチーム得点王です。札幌戦でも出場はあるのでしょうか。期待が膨らみます。
7月7日の七夕にあった神戸戦は、金曜夜にもかかわらず2万6,519人の方がデンカビッグスワンに訪れてくださいました。何より、最高の雰囲気をつくりあげていただき、ありがとうございました。
試合後の「フォルツァ新潟」には目頭が熱くなりました。モバアルZの「Inside of ALBIREX」でも紹介されています。ぜひご覧ください👇
「Inside of ALBIREX」では、松橋監督が試合後、選手たちを前に「終始、勝利への可能性を表現した」と何度も強調しています。札幌戦はやってくれるでしょう。
富山、札幌と続けて応援に行かれる方も少なくないようですね。素晴らしい旅となりますように。お土産に「勝ち点3」持ち帰ってください!