超最高でしたね。昨シーズンのJ1王者に逆転勝ちです。それも、ボールを保持して攻撃的な姿勢を貫くという似たスタイルの相手と真正面からぶつかり、勝利しました。大きな1勝です。ここから連勝を重ね、上位に躍り出ましょう。

アルビレックス新潟はJ1第13節の14日、デンカビッグスワンで横浜F・マリノスさんと対戦し、2ー1で勝利しました👇

13節(5月14日)H横浜FM〇2ー1
  (4勝4分け5敗・勝ち点16、得失ー3 12位)

得点  藤田 譲瑠チマ(45+1分) 
    伊藤涼太郎(57分)⑦ 三戸舜介(67分)①    

シュート14ー10  CK7-6  FK11-8

警告 両チームともなし 

「広告」(クリックすると別サイトに飛びます)

入場者数 2万4,501人  曇り時々晴  22・8℃

前半はマリノスさんに決定機を何度かつくられましたが、小島亨介選手のファンインセーブなどで0ー0で折り返すかと思われました。ところが、アディショナルタイムに得点を許してしまいます。

しかし後半は、5試合ぶりの勝利を目指してギアを上げ、テンポよくボールを回して主導権を握り続けます。そして「奪われたらすぐに奪え返す」というアルビらしいプレーが、同点、逆転に結びつきます。

まず同点に追いつくゴールを決めたのは、この人でした👇

連動したプレスから相手のパスコースを限定させ、高宇洋選手が狙いすましてボールを奪い返すと、三戸舜介選手にパス。三戸選手がすかさず鈴木孝司選手にボールを送ると、鈴木選手は走り込んできた伊藤涼太郎選手に絶妙なタイミングでラストパスを送ります。

伊藤選手それを左足でワンタッチして出てきた相手キーパーをかわすと、落ち着いて無人のゴールに右足で流し込みました。

それぞれの選手たちの冷静な判断と技術、そして伊藤選手のシュートと、美しく素晴らしいゴールでした。

その10分後、20歳の若武者の待望のJ1初ゴーでルで逆転です👇

DAZN Japanさんが「文句なしの年間ベストゴール候補」と表現するほどの衝撃的なシュートでした。もう何度見返したかわかりません。

このゴールも、ボールを奪われた直後に高木善朗選手と堀米悠斗選手が前後から激しくプレスをかけに行ったことにより、相手選手のパスミスを誘いました。そのボールを拾った秋山裕紀選手の、右アウトサイドでの三戸選手へのパスもさすがでした。

そして、この人もまさに「勝利の立役者」でした👇

ゴールキーパーの小島亨介選手は4試合ぶりの復帰で、ビッグセーブを連発するとともに、11人目のフィールドプレーヤーとしてビルドアップへの参加やスキを突いたロングパスも見せてくれました。まさに「新潟の守護神 俺たちの小島」です。

「最終的に僕が止めているように見えますが、味方がシュートコースを限定してくれたり、全員で守れている実感がある」。試合後のコメントもカッコイイですね。

まさに、小島選手だけでなく、マリノスさんの洗練された攻撃や鋭いカウンターに対処し、1失点で抑えた守備陣も同じく「勝利の立役者」でした。

この日のメンバーは次の通りでした👇

スタメンは前節の柏戦から2人変更し、小島選手のほか前節は途中出場だった島田譲選手が2試合ぶりに先発に名を連ねました。

ここまで全試合に出場しているのは島田選手と伊藤涼太郎選手の2人だけです。32歳のボランチ・島田選手の、攻守にわたるベテランらしいプレー、そして決まりはしませんでしたが左足からのミドルシュートにはしびれました。チームには欠かせない頼れるベテランです。

小見洋太選手は、唯一の3戦連続のスタメンでした。この試合でも相手からボールを奪うシーンが何度かあり、惜しいシュートもありました。攻守に成長著しい20歳の小見選手は、同期の三戸選手の初ゴールに刺激を受け、次こそ決めてくれるでしょう。若き「コミト」コンビのさらなる躍動で、チームに一層の活力を与えてくれることに期待です。

「広告」(クリックすると別サイトに飛びます)

交代出場は、次の通りでした。

  高木 善朗(小見 洋太 )66分
  秋山 裕紀(島田 譲)66分
 ダニーロ ゴメス(三戸 舜介)73分
 新井 直人( 藤原 奏哉)90分
 渡邊 泰基(千葉 和彦)90分

ヨシくんは小島選手からの低くて速いキックをワンタッチで右サイドに流して決定機を演出したほか、ディフェンスでも効いていました。そろそろスタメンでみたいですね。ダニーロ選手はスピードに加え、絶妙なパスも見せてくれました。

そして驚きは、渡邊泰基選手が千葉和彦選手に代わってセンターバックに入ったことです。身長が180センチあり、ボール奪取力があり対人にも強い選手です。松橋力蔵監督は今後どのように使っていくのでしょうか。楽しみが増えました。

スタッツは、次の通りでした👇

まさに、王者と互角以上の戦いをしたと言っていいでしょう。選手たちも、大いに自信を得たに違いありません。

モバアルZの「Inside of ALBIREX」を紹介する公式Twitterは、「技術と執念でひっくり返した。 俺たちの戦いはまだまだこれから」と書いています👇

動画では、ハーフタイムに松橋監督がハーフタイムに選手たちに語りかけるシーンや、田中達也コーチが後半のピッチへと向かう鈴木選手にアドバイスを送る姿も見られます。

そして、試合開始直前のオレンジと青に染まったスタンドのコレオや、選手入場時にバックスタンドに広がるビッグフラッグとビッグジャージも確認できます。素晴らしい雰囲気をつくりあげ、選手たちを後押ししていただいたサポーター、来場者のみなさまありがとうございました。

わたしは4月から、スタジアムにはいるのですが試合を見ることはできません。そういう立場になってみて、運営に携わっているスタッフやボランティア、JAPANサッカーカレッジの学生さんなど、とても多くの方々が陰で支えてくれているのだと痛感しています。

「広告」(クリックすると別サイトに飛びます)

思いは同じです。選手たちの笑顔が見たい。チームに勝ってほしい。チームが躍動することで、新潟がもっともっと元気になってほしい…。

松橋監督や選手たちはいつも「来場したみなさんに笑顔で帰っていただきたい」と口にします。松橋さんはこの日も次のように語っていました。

「何よりも最近、われわれをサポートしてくださる皆さんが、笑顔でスタジアムから帰っていく姿を見られなかった。勝利に加えて、皆さんに笑顔で帰っていただけるのではないかという思いがかなうことがうれしく思います」

私も、そしてクラブのスタッフの方々、ボランティアさんなどもきっと同じです。試合は生では見られないけれど、選手や皆さんの笑顔を見られることが、この上のない喜びです。

そういう陰で支えてくれる方々やパートナー企業さん、ホームタウンである各自治体やその関係者のみなさんなども含め、この勝利は「一丸での勝利」だと思っています。次も一丸となって勝ちましょう。アイシテルニイガタ!

「広告」(クリックすると別サイトに飛びます)