毎試合得点は途切れましたが、首位の本拠地での引き分けです。勝てなかったのは残念です。でも、連敗は止めました。大きな勝ち点1といっていいでしょう。

アルビレックス新潟はJ第7節の9日、アウェーでヴィッセル神戸さんと対戦し0ー0で引き分けました。順位は一つ上がって11位です。

第7節(4月9日)A神戸△0ー0
  (2勝3分け2敗・勝ち点9、得失ー1 11位)

得点 なし

シュート6ー9  CK6-4  FK12-11

試合終了間際には、神戸の選手のシュートがゴールネットを揺らしました。最悪の幕切れーかと思われましたが、VARでオフサイドと判定されてノーゴール。命拾いしましたね。

前節の名古屋戦では、VARで舞行龍選手へのイエローカードがレッドカードになってしまいましたが、今回はVARに救われる結果となりました。

このVARの結果がでるまでの間、アルビの選手たち9人がセンターラインに沿って横一列に並んでいました。残り時間はほとんどなくても「絶対に追いつく」という強い気持ちが伝わってきました。最後の最後まで諦めない、ホントいいチームです。

この日のスタメンは、こちら👇

交代出場
小見 洋太(三戸 舜介)45分
秋山 裕紀(太田 修介)63分
ダニーロ ゴメス(島田 譲)63分
谷口 海斗(鈴木 孝司)82分

警告(アルビのみ)  島田 譲(30分)②、 トーマス デン(69分)②

小島亨介選手とトーマス デン選手がリーグ戦2試合ぶりに復帰、谷口海斗選手は途中出場で3試合ぶりに復帰しました。舞行龍ジェームズ選手は前節に退場したため出場停止でした。

相手は首位の”スター軍団”です。しかしアルビは臆することなく、この日もアルビらしいサッカーを繰り広げます👇

しかし、ここまで2失点しかしていない堅い守りを破ることはできませんでした。

松橋力蔵監督は試合後、「自分たちのやろうとしていることをある程度出せた部分はあります」としながら、次のように語っています。

「われわれはボールをつなぐことやビルドアップをやりたいわけではなく、相手のゴールを奪うこと。それがサッカーですので、そこをもう少し表現できたら。勇気を持ってゴールに向かって、相手のCBや中央にダメージを与えるような攻撃がもっとできれば良かったかなと思います」。次に期待です。

ハイライト映像はこちら👇

2試合ぶりに復帰した小島選手、この日も多くのピンチを救ってくれました👇

試合後は「セーブシーンに関しては、落ち着いて対応できたと思います。打たれる瞬間に止まれていましたし、構えもリラックスできていました。準備が良かったと思います」とコメントしています。まさに頼れる「新潟の守護神」です。

一方、前節の名古屋戦でJ1のリーグ戦で7年ぶりの出場を果たした早川史哉選手が、2試合連続でフル出場しました。試合について「本当に素晴らしい選手がいますが、相手の特長を知って準備し、ボール状況に応じたポジションを取り続けた。そして、最悪でも体を当てて良いシュートを打たせないことで、相手の得点チャンスを減らすことはできていた」と振り返り、次のよう続けています。

「今度はしっかりはね返せるように、良いポジションを取ってもう1回ボールにアタックできるようなたくましさを、もう2段階くらい自分に求めたい。それができる体の準備はできてきている」

「もう2段階くらい自分に求めたい」。早川選手らしいコトバです。彼ならできる。やってくれる。楽しみです。

スタッツは、こちら👇

シュート数は、公式記録では新潟6、神戸9でした。アルビの枠内シュートは0だったんですね。

三条市出身の酒井高徳選手と、ようやく対戦できました。試合後のインタビューでは、新潟への思いのこもったコメントもしてくれました(次の動画の22分頃から)👇

「新潟が上がってきた力っていうのは、もう正真正銘のものだというのが今日対戦して分かった」ー。うれしいですね。励みになりますね。

プレーといい、インタビューといい素晴らしかった。アルビに戻って来てほしい!

「広告」(クリックすると別サイトに飛びます)