やりましたね。J1に復帰して2試合目にして初勝利です。後半は苦しい展開となりましたが、チーム一丸となって逃げきりました。次はホームでの連戦です。たくさんのサポーターの声援で後押しして、勝ち点3を積み重ねましょう。
アルビレックス新潟はJ1第2節の26日、アウェーでサンフレッチェ広島さんと対戦し2-1で勝利しました👇
第2節(2月26日)A広島○2ー1
(1勝1分け・勝ち点4、得失+1 6位)
得点 太田修介(14分)① 鈴木孝司(37分)① 塩谷司(79分)
シュート7ー22 CK1-11 FK16-14
開幕戦では昨季5位のセレッソ大阪さんと2ー2で引き分け、この日も昨季3位でルヴァンカップ覇者の広島さんから2得点を奪っての勝利です。アウェー連戦で勝ち点4です。上々のスタートですね。
それも、ともに強力なハイプレスをものともせずに、積み上げてきたスタイルを存分に発揮して2ゴールしました。J1でも十分やっていけるという自信を深めたのではないでしょうか。
この日の実況さんの言葉を借りれば「J1クラブについていくんじゃない。俺たちがリーグを引っ張る」という思いで、突き進みたいですね👇
この日のスタメンは前節から4人が入れ替わりました👇
CBにトーマス・デン選手、守備的MFに秋山裕紀選手、2列目の右に太田修介選手、ワントップに鈴木孝司選手が入りました。サブには田上大地選手と、新加入のグスタボ・ネスカウ選手が初めて入り、ともに途中出場しました。
先制点は、J1、そしてアルビでも初出場となった太田選手でした👇
前半14分、千葉和彦選手からの縦パスを受けた伊藤涼太郎選手がドリブルで持ち上がって三戸舜介選手へパス。三戸選手がペナルティーエリアのすぐ外を横切るようにドリブルで進み、タックルされてこぼれたボールを、太田選手が決めました。
ペナルティーアーク付近から左足を振り抜いた強烈なミドルシュートは、キーパーの手から逃れるように右に切れて行き、ゴールネットに突き刺さりました。
前節は同じくJ1初出場となった谷口海斗選手が先制点を奪いました。ともにJ1初出場選手のファインゴールが、チームに勢いを与えてくれました。太田選手は2点目の鈴木選手のゴールをお膳立てし1ゴール1アシストの活躍です。
太田選手はDAZNのインタビューで、先発するにあたって松橋力蔵監督から「自分が何者かを示せ」と言われたと話していました。この日はポストに当たる惜しいシュートもありました。スピード、シュート力があり、何より新加入とは思えないほど周囲との連係もうまく取れていました。今後も大いに期待ですね。
2点目はベテランの鈴木選手でした👇
鈴木選手は小島亨介選手のキックをセンターライン手前で収めると、伊藤選手にパス。伊藤選手が持ち上がり、右サイドの太田選手に展開すると太田選手が折り返し、中央に走り込んだ鈴木選手が仕留めました。
守備での貢献度も大きい鈴木選手は試合後は次のようにコメントしています。
「守備の面でも全員で守って崩されないというか、そう簡単に失点しないことはできたと思う。本当にキツいタフなゲームでしたけど、チーム全員で勝つことができて良かったです」
前節の谷口選手に続き、今回もワントップの選手が得点という結果を出しました。189センチの大型FWネスカウ選手も後半27分から初出場しました。ネスカウ選手は、きょうは攻撃の場面は少なかったですが、懸命にボールを収めようとする姿が印象的で、アルビのサッカーにフィットするのではと感じました。ポジション争いも激しくなりそうですね。
この日は、前半から打って変わって、後半は広島さんに主導権を握られてしまいました。
後半の頭から3選手を入れ替え、3-5ー2の2トップに変更した広島さんにボールを保持され、シュート数、パス成功率とも大きく上回られました。
それでも、1点を返されたとはいえ、しのぎ切ったことは大いに評価できるでしょう。
松橋監督は「われわれが常にイニシアチブをとってプレーできればいいですけど、相手もそう簡単にはさせてくれないと。その中で自分たちがもう少し、われわれの流れに持ってくるための細かいところの反省点はたくさんあります」とコメントしています。
アルビは昨季も課題をきっちりと修正しながら成長してきました。セレッソ戦ではクロスから2失点しましたが、今回はフリーキックの流れの中からの1失点だけでした。次は、クリーンシートを期待したいですね。
次節は3月4日、デンカビッグスワンで北海道コンサドーレ札幌さんと対戦します👇
きょうの前半戦のような、楽しくてワクワクする試合を見たいですね。そして連勝しましょう。楽しみで仕方がありません。待ち遠しいです。