自分たちのやってきている強みをさらにグレードアップ、ブラッシュアップしていくことのほうが大事だと私は思っています。ただ、負けるには細かい原因はあるので、選手たちとしっかりと共有し、向き合っていきたいです。

「力さん語録」⑯は、5月15日の第16節アウェー町田戦です。1-2で敗れ、9試合ぶりに黒星がついてしまいました👇

語録のコトバは、「9試合ぶりの敗戦となりましたが、今後の改善点は?」との質問に答えたものです。

松橋力蔵監督は、「しっかりとゲームを振り返りながら、課題になることはどこかにあるので、そこにしっかりと向き合っていきたいです。ただいつものことですが、あまりそちらに振り幅が向かないようにしていきたいです」と語った後に、「自分たちのやってきている~」と続けています。

敗れたことに向き合い、敗因を探り、課題を修正していく。それは、しっかりと行いつつも、それに重点を置くのではなく、あくまでも自分たちの強みの質を上げ、磨き上げていくことに重きをおいていくー。私自身も、この考え方には強く共感を覚えます。

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きのうのブログで、元早稲田大学ラグビー部監督の中竹竜二さんの「鈍足だったら、速く走るな」という本を紹介しました(#255 等身大の自分を受け入れる 「鈍足だったら、速く走るな」(中竹竜二) | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))。

中竹さんは、「できることを精いっぱい伸ばし、できないことを補ってあまりある、自分だけのやり方を見つけました」と書いています。意訳すれば、「できないこと」(短所)を直すことに多くの時間を割くより、「できること」(長所)を精いっぱい伸ばすことで、短所を補うこと以上の効果が得られるーということでしょう。

もちろん、アルビにとって守備は「出来ないこと」でも「短所」でもありません。そもそも、現代のサッカーでは守備と攻撃は表裏一体といえます。

今季のアルビが目指したのは、昨季までに土台が築かれた「主導権を握る攻撃的なサッカー」に、「前への意識を強める」ことでした。そこには、ボールを奪われたらすぐに奪い返して素早く攻めるということも含まれます。それには、攻守の素早さが求められます。

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「自分たちのやってきている強み」を磨き上げることで、攻守の切り替えがさらに早くなれば「守備」の強度も上がります。ボールを保持する時間が長くなれば、相手の攻撃時間は減ります。まさに「攻撃は最大の防御」です。

結果的に、リーグ最少タイの35失点で、リーグ最多の73得点でシーズンを終えられたのは、敗戦、あるいは失点の対策に「あまり振り幅が向かないようにして」、強み=長所を磨き上げ続けた成果とも言えるのではないでしょうか。

この強みを磨く、長所を伸ばす、というのは学校の勉強などでも大事だと思います。例えば得意な教科をさらに伸ばすことで、自信がつくのはもちろん、自分で調べたり考えたりといったこと、学ぶことがますます楽しく、面白くなっていく。

学ぶことが楽しく、あるいは知的好奇心が旺盛になっていくことで、「苦手」と考えていた教科への取り組み方も少しずつ変わっていき、「得意」とまではいかなくても、「苦手」ではなくなると思うのです。

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この試合のブログは、こちら👇
#53 悔しさを胸に 前へ | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

この試合の「アルビの『コトバ』」は👇
#175 苦境の中で若い力が可能性示す アルビの「コトバ」⑯ A町田1-2 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com)

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