やりました。今季初の4連勝です。これでJ1昇格にグッと近づきました。残り4試合。ヨシくんをJ1に連れて行くためにも、これまで通りに一戦一戦を大事に闘い、優勝して昇格を果たしましょう。
アルビレックス新潟はJ2第38節の25日、デンカビッグスワンで大宮アルディージャさんと対戦し、1ー0で勝利しました。2位の横浜FCさんと3位の岡山さんも勝ったため、勝ち点差はそれぞれ3と8で変わりませんでした。
しかし、残り4試合となったため、アルビが次節10月1日のアウェー山形戦で勝ち、翌日の試合で岡山さんが勝てなければアルビの2位以内が確定し、自動昇格が決まります。
アルビが次の山形戦で勝てば勝ち点は80、引き分けだと78になります。次節終了時で残り試合は3ですから、岡山さんが次節勝って残り3試合を全勝した場合は、最大で獲得できる勝ち点は81です。ですからアルビが山形さんに勝っても、岡山さんが勝てば昇格はお預けです。
でも、岡山さんが次節、負けると最大で獲得できる勝ち点は78、引き分けでも79になります。その時点で勝ち点80を獲得しているアルビが追い抜かれることはなく、2位以内が確定です。
また、アルビが山形さんと引き分けた場合でも、岡山さんが負ければ実質的に昇格が決まります。これだとアルビの勝ち点78と、岡山さんの最大で獲得できる勝ち点が78で並びますが、このケースだと得失点差がアルビの方が13以上多いことになりますから、昇格がほぼ決まりと言っていいのです。
大宮戦の前ぶれ(#207 ヨシくんのためにも 優勝へ突き進もう あす25日H大宮戦 | アルビレックス新潟と本のある幸せ (husen-alb.com))でも書きましたが、アルビは今後の4試合で勝ち点5を挙げれば昇格決定です。残り4試合で2勝、もしくは1勝2分け以上です。きょうの勝利で、昇格をグッと近づけたのです。
この日の試合は、前半は圧倒的にボールを支配しましたが、後半は残留へ向けて負けられない大宮さんの気迫に押され気味でした、しかし、後半27分に秋山裕紀選手が決めてくれました👇
堅いブロックを敷く相手ディフェンスに対して、焦ることなくボールを動かし続け、サイドや中央からの突破を繰り返したことが、実を結んだといえます。
スイッチを入れたのは秋山選手でした。伊藤涼太郎選手にパスを出すと伊藤選手はスピードのある斜めの楔のパスを中央の鈴木孝司選手に。ここからワンタッチパスが続き、鈴木選手が戻すと、三戸舜介選手がペナルッテーエリア付近の堀米悠斗選手に(サイドバックのゴメスさんがなぜそこに!)
堀米選手がが鈴木選手につなぐと、鈴木選手がつぶれて流れたボールを、走り込んできた秋山選手が右足であわせ、ゴールネットを揺らしました。
秋山選手と鈴木選手は、イッペイ シノヅカ選手とともに得点する5分前に途中交代したばかりでした。秋山選手は4年目にしてアルビ初ゴールです。このところはボランチの一角として存在感を示していただけに、初ゴールが生まれたことでさらに自信も深まったことでしょう。
前節は今季初ゴールを決めた星雄次選手、今回は秋山選手と、2試合続けて初ゴールを決めた選手が”ヒーロー”となりました。鈴木選手とイッペイ選手も復帰しました。選手層は厚みを増し、まさに誰が出ても変わらない強さを証明しました。
この日は、けがで長期離脱を余儀なくされた高木善朗選手を、絶対にJ1へ連れて行くという強い思いが選手、そして2万人以上が訪れたサポーターからも強く感じられました。
得点の場面について、松橋力蔵監督は試合後「最終的に最後にわれわれのところにボールが転がってきたというところに尽きるのかな。高木(善朗)の魂がみんなに乗り移ったのか、ボールにも乗り移ったのか、そんなリズムだったと思います」とコメントしています(Jリーグ公式サイト)。
それは攻撃だけでなく、小島亨介選手が何度も好セーブを見せるなど、ディフェンス陣も集中して守り抜きました👇
これで2試合連続の無失点です。今季初の4連勝ですが、この4試合で失点はわずかに1です。きょうは1得点でしたが、4試合の平均得点は2です。進化し続けているアルビは、成熟期に入っているといってもいいでしょう。このまま勝ち続け、8連勝で終えたいですね。
次は10月1日にアウェーで山形さんと対戦します。この日も、いつも通りに「目の前の相手が最強の敵」のスタンスで臨みましょう。私もサポ友さんたちと参戦します。勝ち点3を絶対に持ち帰ります!