もう、何もかもが最高すぎました。一夜明けても、興奮冷めやりません。
ヨシくんの2得点に、ゲデス選手に待望の加入初ゴールも生まれました。3ー0の快勝で、首位奪還です。
何より、われらがホームに約3年ぶりに”日常”が戻ってきました。声出し応援が解禁になっただけでもうれしいのに、「蹴っ散らせ」まで飛び出して、最後は「アイシテルニイガタ」で試合の締めです。残り7試合。一丸となって、昇格を果たしましょう。
アルビレックス新潟はJ2第35節の10日、デンカビッグスワンでFC琉球さんと対戦し3ー0で勝利しました。20勝に一番乗りです(8分け7敗)。引き分けた横浜FCさんと勝ち点68で並び、アルビは得失点差が31と横浜FCさんの倍近くあり、首位に立ちました。
先制点は後半10分、決めたのは高木善朗選手でした👇
相手陣の左サイドからの渡邊泰基選手のロングスローが、相手ディフェンダーの頭を越えていくと高木選手はワントラップ後、左足を振り抜きました。前半は、ボールを支配しながらも決めきれなかっただけに、後半の早い時間での得点は、チームを勢いづけます。
2点目は後半30分、流れるような連係からでした👇
相手陣右サイドで、ワンタッチパスを織り交ぜながら前に進むと、秋山裕紀選手から縦パスを受けた伊藤涼太郎選手が素早くターンしてスルーパス。高木選手は、谷口海斗選手が外に開いてつくったスペースに侵入すると、またも左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らしました。
そして3点目は、待ちに待ったゲデス選手の初ゴールです👇
ゲデス選手は、中盤で受けた楔のパスをワンタッチではたくと、すぐに前方へと走り出します。すると競り合いでこぼれたボールがゲデス選手の前方へと転がります。それを拾ってドリブルで持ち上がり、最後はフワリと浮かせたシュートでキーパーの肩口を抜きました。
ゲデス選手の落ち着きぶり、技術力の高さが窺い知れたゴールです。なかなか出番に恵まれなかったゲデス選手の初得点。他の選手やスタッフの方々が、自分の事のように喜ぶ姿にグッときました。これで吹っ切れて、最終盤に向けて大きな力になってくれるのではと、期待が高まります。
渡邉泰基選手が先制点アシスト、ゲデス選手が初ゴールと久々に出場した選手が結果を出したのに加え、けがで離脱していた三戸舜介選手も後半途中からピッチに入り、キレのあるプレーを見せてくれました。次は先発もあり得るのではないでしょうか。楽しみです。
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは高木選手でした👇
高木選手は場内でサポーターに次のようにあいさつしていました。
「大好きなこの街と、大好きなこのクラブをJ1に上げるため、全力で戦うので、応援よろしくお願いします」
さらにはJリーグ公式サイトの選手コメントでは、「決めたあとにサポーターのところに行ったが」という問いに、次のように答えています。
「本当に悔しい思いをしてきたサポーター、それに声も出せなくなったのが、久しぶりに声を出していて、自分たちも力になっていますし、結果で応えて、サポーターの声を聞きに行けて良かったです。自分のチャントはやっぱりうれしいですし、気持ちも乗っていくので、声援に応えられるようにしっかりプレーしたい」。泣かせますね。
この日の入場者数は1万6336人でした。バックスタンドも多くの人で埋まりました👇
ゴール裏のチャントやコールに合わせた、他のエリアからのいつも以上の拍手や手拍子で、スタジアムも盛り上がりました。プラネタスワンも、とってもきれいでしたね。
次は14日にアウェーで甲府さんと戦い、中3日で18日にホームで水戸さんと戦います。まずは甲府から勝ち点3を持ち帰ってもらい、ホームではさらに多くの、そして力強い応援で選手たちを後押ししましょう。