大事な、大事な一戦に快勝して首位奪還です。前節の敗戦を引きずることなく、暑さの中での3連戦を2勝1敗で乗り切りました。何より、世界へはばたくためチームを離れた本間至恩選手に、「心配するな」というメッセージを送ることができました。最高の勝利です。
前半戦は苦戦していたアウェーで、今季は初めての連勝も飾りました。ここからも一戦一戦を大事に戦い、トップの座を守り抜きましょう。
アルビレックス新潟はJ2第26節の10日、アウェーでレノファ山口と対戦し3ー1で勝利しました。首位だった横浜FCが引き分けたため、勝ち点51で並んだアルビは、得失点差で上回って首位に返り咲きました。
32歳のベテランFW鈴木孝司選手の、2ゴール1アシストの活躍が光りました。
序盤からゲームを支配したアルビは、決定機も何度か築きながら決められませんでした。先制点は、前半は0ー0かな~と思われた45分でした。
自陣センターサークル付近で星雄次選手が相手ボールを奪い、伊藤涼太郎選手から再びボールを受けると左サイドの高木善朗選手に展開。そのままパス&ゴーで前線に走り込んだ星選手は、高木選手からのパスを受けてマイナスのクロスを送ると、鈴木選手がニアで合わせました。
後半は開始早々の5分、大きな追加点を挙げます👇
コーナーキックを一度は相手GKにパンチングではね返されましたが、これを拾った高宇洋選手のはたきつけるようなシュートがファーサイドへと飛んでいき、これを頭で押し込みました。さすがコージさんです。うれしい2ゴールです。
後半28分には今度は伊藤選手のゴールをアシストです👇
中央をドリブルで持ち上がった高木選手からの、右サイドへの抜群のタイミングのスルーパスを受けると、GKと相手DFの間を通すクロスを送り、伊藤選手のゴールをお膳立てしました。
この日は左サイドに入った伊藤選手は、高木選手と頻繁にポジションチェンジするなどして、ともに好機を演出していました。
ボランチとしてフル出場した星選手は先制点のアシストに加え、豊富な運動量で攻守に貢献しました。センターバックでフル出場した早川史哉選手は、先を読むプレーでピンチの芽を摘み、前線で抜け出すプレーを見せるなど持ち味を発揮しました。
「全員が戦力」であり、誰が出ても大丈夫だということを示してくれた試合でした。ただ反省点がないわけでありません。前半は、きちんと決めなくてはいけない場面がありました。後半90分の失点は、もったいなかったです。
勝っても反省し、さらに成長し続けてくれることでしょう。次は16日、アウェーで11位の金沢と対戦します。私もサポ友さんたちと参戦予定です。楽しみです。待ち遠しいです。リーグ戦2連勝、アウェー3連勝で「アウェーも強いっすね」といきましょう!