6試合ぶりのリーグ戦勝利、それもルヴァンカップ2回戦から中2日のアウェー連戦での公式戦連勝です。松橋力蔵監督はゲーム後、「試合は全体的に見れば良い流れで進んでいましたが、全員で攻守の切り替えのすべてに関わるという意識の高さが見えたゲームで、それを勝ちにつなげられたことが非常に大きいです」と語っていました。

まさに「全員が戦力」を示したと言えるでしょう。これでリーグ戦の約4分の1が終わり、3勝3分け3敗の五分に戻しました。次節27日のホームFC東京戦後には、広島、神戸、浦和、横浜FMの昨年のトップ4との過密日程での4連戦が待ち受けます。

松橋監督は6試合ぶりの勝利について、「特に何も思っていません」とした上で、「何試合ぶりではなく、一つひとつ勝っていかないといけませんし、せっかく勝った、6試合ぶりというふうに考えると少しネガティブになってしまいます。何度も言っていますが、残されたものに可能性を感じながらやっていく必要があります」と話していました。

現在の順位は11位ですが、上との勝ち点差は5位とは3しかなく、首位とも7差です。リーグ戦は4分の3残っています。FC東京戦、昨季トップ4との4連戦を「一つひとつ勝って」、上へ上へと伸びていきましょう。

京都戦のハイライトです👇

第9 節(4月20日)A京都サンガ〇1ー0
  (3勝3分け3敗・勝ち点12、得失ー1 11位)
 

得点 谷口海斗(59分)③

シュート8ー8  CK7-8 FK18-19

警告 早川史哉(31分)①

主審 福島孝一郎

入場者数 9,022人 曇り 26.6℃      14:03KO

この日のメンバーは次の通りでした👇

スタメンは3日前にあったルヴァン杯2回戦いわきFC戦からはセンターバックの千葉和彦選手以外を入れ替えました。1週間前にあった第8節のH札幌戦からは2人が変更され、千葉選手と高木善朗選手が入りました。

千葉選手はルヴァンカップ2回戦に続きフル出場、ルヴァン杯では途中出場で52分プレーした早川史哉選手もこの試合で最後までピッチに立ちました。ナイトゲームが終えて中2日でのデイゲームです。千葉選手は6月で39歳、早川選手も30歳です。凄い!

交代は
 高木善朗→長谷川元希(66分)
 小見 洋太→太田修介(66分)
 谷口海斗→小野裕二(66分)
 松田詠太郎→長谷川巧(84分)

小野選手が第3節のH名古屋戦戦以来、6試合ぶりに復帰しました。ルヴァン杯では鈴木孝司選手がリーグ開幕戦以来の公式戦のピッチに立ち、フル出場していました。2人とも随所にベテランらしいプレーを見せて勝利に貢献してくれました。復帰は心強いですね。

それにしても谷口選手のゴールは素晴らしかった👇

谷口選手は今季3ゴール目、ルヴァン杯に続き公式戦2連発となったシーンについて、「ゴール前で味方が体を張って、ボールを残してくれました。常にゴールを狙うことは意識していますし、枠を捉えられたこと、右足で自分の得意なところにボールを置くことができたのが良かったです」と振り返っています。

この「ゴール前で味方が体を張って、ボールを残してくれました」という場面や、この試合についてはモバアルZの「アルビレックス新潟散歩道」で、えのきどいちろうさんが詳しく書いておられます(【コラム】えのきどいちろうのアルビレックス散歩道 第516回 | モバイルアルビレックスZ (albirex.co.jp))。未読の方は、ぜひご覧になってください。

モバアルZでは25日、「テキスト祭り」と題して他にも野本桂子さんの鈴木選手へのインタビュー、長谷川巧選手について書かれた「広報ダイアリー」もアップされていました👇

もう一つ、「試合を重ねるごとにプレーが磨かれているというのが、左サイドバックでプレーする早川選手への僕の印象だ」というコジマタケヒロさんの「アルビ日記」も👇

いずれも読み応えがあります。いい文章をじっくりと味わいながら読めるのも「この街にアルビのある幸せ」かもしれません。

もちろん、動画もいいですよね。リーグ戦では久々のバストークも楽しめました👇次も見たいですね。まずはFC東京戦、勝ちましょう。応援よろしくお願いします。

 (監督・選手のコメントは、Jリーグ公式サイト【公式】京都vs新潟の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年4月20日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) (jleague.jp)より)