アルビレックス新潟は7日、デンカビッグスワンでセレッソ大阪と対戦し0ー1で敗れました。これで今シーズン初の連敗となってしまいました。それも2試合続けての無得点です。
松橋力蔵監督は「それぞれの良さをみんなが意識したゲーム展開をしてくれたと思います」としながらも、「ただ、本当に最後のところでゴールを達成することがなかなかできていない。堅い守備を前にどう点を奪っていくかは、本当にさまざまなチャレンジをもっともっとしなくてはいけない」と語っていました。
具体的には「強固な守備をするチームに対しては、キレイに崩すじゃなくてダイナミックに、ゴールネットにベクトルを向けた動きがないと、なかなかゴールは生まれないと思います」と指摘しています。
堀米悠斗キャプテンも「ビルドアップをして、良い状態で前進して、ラスト3分の1のところでの質だったりチャレンジする姿勢が、まだまだ足りていない」と振り返り、次のよう話しています。
「もう少しそこに対する勇気を、個人個人が強く持たないと。誰かに任せてパスを選択すると、ボールを持ちながらも追い詰められていくような感覚はあるので、やっぱり『自分が決めてやるんだ』という選手がもっと出てこないと、なかなか得点には結びつかないと思う」
13日の北海道コンサドーレ札幌戦もホームで戦えます。連敗した悔しさを晴らしてくれるに違いありません。「いまのスタイルを続けながら、いま言ったような課題にしっかりと取り組んで、勝点3を取ることがすべてかなと思うので、1週間しっかりと準備して、次節こそは勝点3を取れるように、みんなで同じ方向を向いてやりたいと思います」ーキャプテンのコトバを信じたいと思います。
セレッソ戦のハイライトです👇
第7 節(4月7日)Hセレッソ大阪●0ー1
(2勝2分け3敗・勝ち点8、得失ー2 14位)
得点 レオ セアラ(69分)
シュート6ー5 CK7-4 FK9-8
警告 トーマス デン(12分)① 、カビシャーバ(39分)
島田譲(50分)①、レオ セアラ(88分)
主審 荒木友輔
入場者数 19,833人 晴れ 19.7℃ 14:03KO
この試合、セレッソさんの守備が堅かったですね。小菊昭雄監督の「試合前から想定していたのですが、私たちがどれだけ我慢強く守備でゲームをコントロールできるか。そこが大きなポイントになると思っていました」という想定通りになったといえます。
では、どのように「我慢強く守備でゲームをコントロール」したのでしょうか。「新潟は非常に素晴らしいパスワークでボールを保持しながら前進してきます。その素晴らしい相手に対して、交代選手を含めて全員が愚直に守備をし続けられるかどうか。そこが大きなポイントだったのですが、ハイプレス、ミドルプレス、リトリートと、全員がハードワークした結晶が今日のクリーンシートにつながったと思いますし、勝利につながったと思います」
小菊さんはこれに続けて、「ハイプレス、ミドルプレス、リトリート」などを含めた「新潟対策」を具体的に語ってくれています。ここまで話してくれていいのかな、という内容ですが、これも松橋監督と小菊監督がS級ライセンス講習の同期という間柄だからでしょうか。
とても面白く参考になりますので、ぜひ全文(【公式】新潟vsC大阪の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年4月7日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) (jleague.jp)))を読んでみてください。
この日のスタメン以下の通りでした👇
📢#アルビレックス新潟 スタメン発表🔥#明治安田 #J1 リーグ 第7節
🆚#セレッソ大阪GK #小島亨介
DF #藤原奏哉 #舞行龍ジェームズ #トーマスデン #堀米悠斗
MF #松田詠太郎 #島田譲 #秋山裕紀 #太田修介
FW #谷口海斗 #高木善朗#albirex pic.twitter.com/UdLshewYol— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) April 7, 2024
前節はフィールドプレイヤー10人を入れ替えましたが、今節は小島選手とトーマス デン選手以外の9人が変更されました。
交代は
70分 島田譲→小見洋太
太田修介→宮本英治
谷口海斗→長倉幹樹
78分 高木善朗→長谷川元希
中3日の3連戦で、大幅な先発変更が繰り返されました。これについては、大中祐二さんがニイガタフットボールで「~2月の立ち話~【勝手に蹴りやがれ】」と題した、興味深いコラムを書いておられます👇
~2月の立ち話~【勝手に蹴りやがれ】 https://t.co/8knlEz7RMo#albirex #アルビレックス新潟 #NFP
— ニイガタフットボールプレス (@niigatafootball) April 9, 2024
大中さんは「全員が戦力」という視点から、寺川能人強化部長の言葉をひきながら松橋監督の選手起用について考察しています。有料コンテンツですので内容については紹介できません。ぜひ会員になってお読みください。
13日のホーム札幌戦後は、中3日でルヴァンカップの2回戦のアウェーいわきFC戦、さらには中2日で第9節のアウェー京都戦があります。またも厳しい日程となる中で、鈴木孝司選手がけがから復帰し、小野裕二選手は練習に部分合流したといううれしいニュースが流れました。
モバアルZで始まった野本桂子さんの「アイノモト」での堀米選手のインタビュー👇や、スポニチさんの舞行龍選手のインタビュー(新潟・舞行龍 5戦ぶり勝利へスタイル崩してでも 「やらなそうなことやらないと」― スポニチ Sponichi Annex サッカー)などを読むと、札幌戦、そしてその次もやってくれるに違いないと、元気が出ます。
#モバアルZ に #アイノモト vol.2を更新📲
ライター #野本桂子 さんによるテキストコンテンツ✒️
セレッソ大阪との戦いの振り返り、コンサドーレ札幌戦へ向かうチームを #堀米悠斗 キャプテンが語ります‼️ご覧ください👀🫱https://t.co/Z9zA2kbiEI#albirex #アルビレックス新潟 @keiko_nomoto
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) April 10, 2024
ビッグスワンの周辺は桜が満開で、チューリップも咲き始めています。13日は少し暑いくらいの観戦日和となりそうです。楽しみです。